神戸銀行協会ビル跡地で鹿島建設の施工によって建設されてきた神戸旧居留地91番館は来春の完成予定ですが、早くも建物上層部より足場の撤去が開始されました!
丸みを帯びたセットバックした6-11階のファサードが遂に日の目を見る日がやってきました。
このビルの外観デザインの特徴は、通常のオフィスビルにありがちなガラスの面積増大をスリット式の窓の採用によって大幅に減らしており、窓の面積による室内温度への影響を抑制する事で、冷暖房の電力消費を減らします。
加えてデザイン性にも優れており、設計を手掛けた安田建築設計事務所の手腕が如何なく発揮されています。
姿を現した上層部は完成予想パースと遜色ない仕上がりになっており、江戸町筋の新ランドマークに相応しい佇まいを有しています。
江戸町筋沿いには大通りではありませんが、規模が大きく、個性豊かな建物が林立しており、建築的価値の高いストリートです。
この建物の6-7階にアシックスジャパンの関西オフィスが入居する予定です。他のフロアにはどんな企業が入るのでしょうか。
新築オフィスビルの供給は毎年のように続いていますが、面積は限定されている為、需要は高く、このビルも引き合いは多い事でしょう。このビルは神戸市のオフィスビル建設促進制度に認定されており、高稼働する事によって、更なる新規プロジェクトの誘発を期待したいところです。
神戸旧居留地91番地新築工事 「神戸旧居留地91番館」足場の撤去開始でいよいよ外観のお披露目開始!
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
記事とは関係ないことで申し訳ありませんが、
チャータードビルの元EHバンクの場所には、
「WMVビズビムトウキョウ」というブティックが
できたようです。