JR神戸駅北側駅前広場の再整備計画は、駅前周辺の下水管等のインフラ移設を中心とした準備工事が先行し、具体的に視認できる変化はバスターミナル横にあった巨大モニュメントの撤去のみでした。
しかしいよいよようやく具体的な整備工事着手に向けて動き出しました!
まず最初に取り掛かったのが広場南西側にある駐輪場の再整備。現在、地上にある駐輪場の地下にタワー式駐輪場を建設し、飛躍的に駐輪キャパシティを増やす計画です。施工はJR西日本グループ会社の大鉄工業が担います。
工事計画の進め方を示す看板が設置されました。
計画図です。タワー式駐輪場は既存の駐輪場のある場所と、北東側のタクシーロータリーよ2箇所に建設されます。既存駐輪場での工事を開始するにあたり、工事期間中に使用される仮設の駐輪場を整備する必要があります。
兵庫駅側の既存の駐輪場。この地下にタワー式駐輪場3基が建設される事になります。
工期は2027年3月末までと、3年半を予定しています。これはまだ現在、設計中の元町駅側の駐輪場も含めての工期かと思いますので、兵庫駅側の駐輪場は先行して供用が開始されるものと思われます。
仮設駐輪場を整備する為、バスターミナル横の花壇やベンチが完全に解体されます。解体後は元に戻される事はなく、新しい駅前広場整備へと進行していくでしょう。
現在の神戸駅前広場がこの形に整備されたのは1970年代かと思いますので、50年以上の歴史を刻み、神戸駅前を支えてきた広場が遂に姿を変え始めます。
神戸駅前広場の再整備は段階を踏んで工事が進行していく事になります。24年に開始された再整備は30年を目処に完成予定です。
神戸駅前広場再整備 いよいよ再整備第一段階が始動 地下タワー式駐輪場建設着手
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