約20年に渡って観光施設として愛されてきた北野工房のまちが閉館し、新たな商業施設としてGLIONグループが再生を図る旧北野小学校の建物。外壁の改修工事が行われてきましたが、足場が撤去されました。
再び現れた建物は以前のベージュ系から一転して、真っ白な外観に転換。
昼間でもかなり目を引く白さですが、夜間にライトアップされると、更にその白さが際立つでしょう。
1931年築のクラシカルなデザインの建物にはベージュよりもこれくらいの白さの方が旧学校感を打ち消すのに丁度良いのかもしれません。
後継施設である神戸北野ノスタは11月上旬のオープンを予定しています。有名パティシエが⼿掛けるチョコレートショップ、絶品スイーツも楽しめるオールデイカフェ、神⼾⽜を様々な利⽤シーンで楽しめるダイニングレストラン等計7店が施設内に開業します。
外壁塗装は終わったものの、未だ北野工房のまちを思い起こさせるロゴが残されていましたが、その撤去も始まりました。看板はポールは残して施設名の部分のみを入れ替えるようです。
建物東側のトアロードに面した敷地も植栽等が撤去されました。
完成予想イメージでは、建物東側・西側の双方の建物前の敷地にオープンテラス席が設けられる様子が描かれています。
1-2階の窓枠も刷新され、ブラックフレームのシックなデザインになっています。
上部にルーバーを入れ、下部に格子の入った窓枠。1階は更にこの上に日除けのブルーのシェードが取り付けられ、デザインのアクセントになります。
テラス席を設けるに十分な広さがあります。北野坂でも通り沿いにオープンテラスを設けたカフェが人の目を惹きつけています。人通りの多いトアロードに面したテラス席は賑わいを感じられる空間になるでしょう。
施設名をあしうデザイン花壇が構築され始めています。
坂道の途中にある施設というのも神戸・北野さしさが滲み出るロケーションかと思います。
隣接する聖ミカエルインターナショナルスクールも同じように真っ白に塗装されています。2棟がまるで一体化しているようです。
11月のオープンが楽しみな神戸北野ノスタ。施設裏には大型の観光バス駐車場も備え、神戸の「食」に関して、地域素材を活用した物販店・飲食店を運営し、神戸市民や国内・海外から訪れる観光客が神戸の食の魅力を体験できる拠点となることを目指します。
神戸北野ノスタへのリニューアル工事が進み白亜の外観が現れる
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