JR神戸駅コンコース北側の店舗区画はがんこ神戸駅店が閉店した後、空き店舗の状態が続いていましたが、施設を管理するJRアーバン開発が、この場所にPLiCO神戸内で営業していたスターバックスコーヒーの移転を実現させ、5月10日(金)に「スターバックスコーヒーPLiCO神戸店」がリニューアルオープンを迎えました。
1階に注文カウンターとカウンター席数席を設けています。客席のメインは2階に配置されています。
2階はアーチ形状のフレームがかわいらしい歴史のある神戸駅の佇まいを残しており、窓際は店内からコンコースを見下ろす事ができる特等席になっています。
2階のフロアの様子です。2階に80席を備えています。北側は駅前広場に面しているので、自然の光が採り入れられています。
階段周りにも複数の席が設けられています。壁面にはアート画が飾られており、アーティスティックで落ち着いた空間になっています。
以前のPLiCO神戸店よりも面積が拡大した事で、席数が増え、より多くの来店客が寛げる店舗内となっています。この区画にスターバックスコーヒーを移転させる事は非常に英断だったと思います。少なくともがんこよりもカフェが営業する事が業態としても望ましかったと言えるでしょう。
そのもっともな理由は特に1階奥にあるこの貴賓室にあります。皇族も利用した由緒あるこの特別な部屋は美しいシャンデリアが雰囲気を盛り上げます。店内の中でも人気席になる事は間違いありません。全国のスタバファンが「推し活」の為に押し寄せるかもしれませね。
店外から眺めたスターバックスコーヒーPLiCO神戸店。駅前広場再整備の際には店前の植栽帯は撤去して、オープンデッキテラスを設けて欲しいものです。
移転が完了した為、旧スターバックスコーヒーPLiCO神戸店跡の区画は閉鎖されました。隣接する無印良品の出店していた区画と合わせて大きな閉鎖区画が生まれました。
このまま2区画としてテナントを入れるのか、一体化して大きな1区画とするのか。どのような新テナントが誘致されるのかにも注目が高まるところです。
JR神戸駅・スターバックスコーヒー PLiCO神戸店が移転リニューアルオープン
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確かに、この貴賓室にはスタバが似合いますね
高級フレンチなら敷居が高いですが、スタバなら気軽に行けそうです。
マンションの一角になってしまった西元町の旧ファミリアホールもこのような活用を期待します。
ただ、近年、こういうリノベーションや景勝地はどこもスタバ一択になってしまっています。
神戸はもっとUCC上島珈琲に頑張ってほしいです。