本日の更新記事はアリーナ特集です。新港第2突堤のジーライオンアリーナ神戸は大林組の施工によって順調に建設が進んでおり、稼働開始までに既に1年を切り、巨大な建物が完成に向けて着実に向かっています。
進捗が一時的にストップしていた屋根の工事も再開され、北側の下地材取り付けがまもなく完了しそうです。
明るいグレーの下地の上から更に本設の仕上げ屋根が設置されています。カーブした高所で多くの作業員の人々が取り付け工事を進めていました。
南側についても屋根の掛かっていない部分はもう残りあと僅かになっています。
アリーナの北側も南側もポッカリ空いていた中央部は完全に塞がれました。
北面以外は海に囲まれた立地に、非常にランドマーク性の高いアリーナがもたらす集客力・経済効果は新港町エリアの存在を根本的に変えるゲームチェンジャーとなる事は間違いないでしょう。
アリーナの西側は「TOTTEI」におけるを「FOOD&SHOP」エリアとして、モザイクのような空間になる事が予想されますが、エリアが臨む水域における開発工事も根本部分全体で砕石による埋め立てが完了しました。
更に埋め立て領域を拡大する為なのか、西側部分はこれまでよりも更に南側に先端が広がっています。中央部が内側に凹んだ扇型にする可能性もあるでしょう。
第1突堤先端から伸びる波徐堤ブロック据付工事もどんどん進み、既にかなり沖合にまで達しました。
先端部は角度が付いて北東方向に曲がっています。
既に第2突堤先端と波徐堤ブロックの先端の間がかなり狭められました。今後、第2突堤先端からも波徐堤ブロックの据付が行われ、更にブロック間の隙間は縮小します。
ブロック据付の効果が既に出ている為か、水域内の水面に浮遊するゴミの量が大幅に増えました。波が立たない反面、水域内の水が滞留するので入ったきたゴミが溜まる構造です。定期的に水域内の清掃が必須となりそうです。
水域に面して大きな面積を占めるのが、旧住友倉庫の大型倉庫。9月の完了を目指して、とりこわし工事が進められていますが、解体はいよいよ佳境に入ってきました。
躯体の一部がハシゴのようにぶら下がっています。
この倉庫が撤去されると、アリーナ北側の玄関エリアに開放的な空間が生まれます。再開発が決定するまでは、暫定的に活用される広場となりますが、アリーナ内で開催される様々なイベントと連動して賑わいを生む空間とされる事が期待されます。
ジーライオンアリーナ神戸の建設・突堤間水域開発・基部大型倉庫とりこわしの最新状況
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