遂に4月となり、JR三ノ宮駅ビル新築他工事は本格的な始動が予定されています。JR西日本の中期経営計画における三大プロジェクトの中で、最も早く既存ビルの解体を進めていたにも関わらず、まもなく完成予定の大阪西、工事も後半戦に入った広島に遅れて、ようやく三ノ宮もスタートラインに立ちます。
本格着工に向けた準備が着々と進行はしているのですが、その変化の度合いはまだ劇的という段階ではありません。
フラワーロードと中央幹線の交差点コーナー部は駅ビル基壇部のメインエントランスや公共通路の吹き抜けが整備される建物の要になる部分。今はまだ交番の建物の一部が残され、周囲は地中を掘り返して、埋設物の更新や移設が進められています。
仮設動線の階段は撤去されてその基礎はまだ残させれています。駅ビルの南側外縁部はどの位置に設定されているのでしょうか。
ようやく時計塔の設置されていた植栽帯も撤去が進みました。まだ一部の植栽帯や花壇跡が残っています。
人の広場と呼ばれている新たな駅前広場の整備予定地。ミント神戸前では掘削された穴の中にコンクリートの構造物が構築されていました。
しかし今は完全に埋め戻されてしまいました。あのコンクリートの箱はどのような目的があって構築されたのでしょうか。
今後の工事の中でその真相や目的が明らかになる日は来るのでしょうか。恒久的な構造なのか、それとも仮設なのか。
全国の都市で進められている再開発では高層ビル内の上層部に外資系ホテルが進出する例が相次いでいます。神戸でも神戸市役所2号館跡地の高層ビルには五つ星ホテルの誘致が計画されています。
JR三ノ宮駅ビル新築他工事 本格着工はいつ? 未発表のホテルブランドに期待を寄せる
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当該プロジェクトは難工事と言われていますが、
まだ造成や杭工事にも着手できていない現状を見る限り、
それほどまでなのかと感じてしまいますね。
有効活用できない温泉が湧き出たりなど、水脈や地盤など
埋設物以外にも色々問題点が存在するのでしょうか。
神戸都心の価値を高める意味でも、外資系ホテルの
誘致成功に何とか期待をかけたいですね。
この進捗の遅さ加減が、神戸っぽいです。