昨日、建て替え工事の最新状況をお伝えした三井アウトレットパーク マリンピア神戸。この計画について、遂に平面図が公開されました。今回はこの内容について深読みしていきたいと思います。
こちらが1階を表すマリンピア神戸の敷地全体の平面図となります。南北に渡って、敷地の中央に大きなモール本体棟、西側にラグーンゾーン、東側に駐車場を配置する計画となっています。
モール本体棟の拡大です。南北に比較的大きな店舗区画を配置。中央により小さな店舗を集め、来店者はサークル状の内部通路で施設内を回遊する設計です。北東に平面駐車場に向けたエントランス、西側のフィッシャリーナに向けてアトリウム広場のあるエントランスが設けられるようです。
ピンク色が物販テナント区画、ブルーが飲食テナント区画、グリーンがサービス店舗です。飲食ゾーンはフードマルシェとされていますが、いわゆるレストラン街でしょうか。
エスカレーターは合計4ヶ所。東側の通路は吹き抜けが設けられます。
2階のフロアレイアウトです。1階とほぼ同様の構成ですが、飲食ゾーンはフードコートになっています。2340の区画のみは独立しているので、カフェでしょうか。
駐車場は本体棟の屋上、東側に既存の立体駐車場棟2棟、そして平面駐車場となり、合計で本体モール周辺に1,500台以上の駐車キャパシティが確保されるようです。更にラグーンエリアの北側にも平面駐車場が整備され、こちらも合わせると1,700台以上になる模様です。
続いてラグーンエリアです。ラグーンを囲むように別棟が3棟建設される計画です。本体モールのすぐ西側に物販テナント3区画を擁するC棟。そのすぐ北側に飲食店のB棟、そしてラグーンの反対側に同じく飲食店のA棟が揃います。フィッシャリーナの北側は緑地となり、ラグーンに沿ってビーチも整備されます。またビーチに沿うように四角いフレームが並びますが、これらはBBQユニットでしょうか。
既に公開されているイメージパースをこの平面図に照らし合わせてみると、左側にある平屋棟がC棟である事が分かります。その奥にはアトリウムの大屋根が備わり、エントランスの壁面にLED大型ディスプレイが取り付けられている事も確認できます。手前がラグーン沿いの緑地で、斜面の一部がボルダリングになっている様子まで描かれています。
ようやくこの新モールの形状や概要が明らかになり、完成後のイメージがハッキリと想像できるようになりました。今後、ラグーンエリアも含めた敷地全体で、全ての建物が姿を現していく事になるでしょう。西神戸の今年は非常に熱い年になりそうです。
三井アウトレットパーク マリンピア神戸の平面図フロアレイアウトについて深読みする
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