磯上通7丁目計画

磯上通7丁目 (仮称)神戸三宮プロジェクト新築工事 まもなく基礎構築が完了 鉄骨建方へ向けて秒読み開始



NTT都市開発が共立建設の施工で進めている磯上通7丁目の(仮称)神戸三宮プロジェクト新築工事。未だその計画の概要は不明ですが、建設工事は着々と進行しています。



既存建物の地中障害物撤去から始まり、杭工事、基礎構築までがの作業が進んできました。



基礎のコンクリート打ち込みはようやく完了した模様です。建物の構造は鉄骨造になるようで、鉄骨の柱と接合するアンカーボルトが確認できます。

基本的に延床面積が1万平方メートルを越える大型ビルがその大半を占めるNTT都市開発の保有するオフィスビルですが、最近は野村不動産のPMO等、中規模のオフィスビルに特化したブランドも登場しており、今回の計画はNTT都市開発のそうした小中規模ビル事業の先駆けとなるプロジェクトになるのでしょうか。



ただ今回の計画の規模が全く分かりません。大阪・淀屋橋に昨年竣工した野村不動産の「PMO淀屋橋」は、敷地面積384平方メートルに、地上12階 延床面積2,819.04平方メートルの規模のオフィスビルです。今回の土地も300平方メートル以上あると思われ、10階規模のビルが建つのではないかと想定しています。



隣接した南側の土地でもフウキ建設の10階建てのオフィスビルが着々と外壁・内部工事を進めています。このプロジェクトも間もなく鉄骨建方が開始されるでしょう。三宮の南側ではオフィス開発が活発化しています。CBREの行った昨年9月期の神戸のオフィスビル空室率は1.6%まで下落しているようです。コロナ禍に上昇した空室は再び消化されて底堅い需要が生まれています。今後も新たなオフィス開発が出てくる可能性が高いでしょう。
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