磯上通4丁目ではケーニヒスクローネの磯上邸跡地の一部にセブンイレブンの入る平屋建ての店舗棟が建設されましたが、その東隣接地で新たな建築計画が始動したようです。
磯上KO2Aビルの敷地内西側にあった立体駐車場「EODAI PARK ISOGAMI」が解体撤去されています。
この駐車場跡地で開始された建築工事が、「(仮称)神戸市磯上通新築工事」。設計・管理をアーキネット京都1級建築士事務所、施工を東洋建設が担っています。
仮囲いの中は既に更地となっています。この計画の事業主は、磯上KO2Aビルを保有し、同ビル内に本社を置くオルタンシアインターナショナル。賃貸オフィスビル経営が主な事業です。
同社が保有する代表的な物件は、何と言ってもJR元町駅前にある「オルタンシアビル」でしょう。震災後に完成した大型オフィスビルで、老朽化したビルが多い元町駅前においてはランドマーク的な存在です。
オルタンシアインターナショナルは、この駐車場跡地にどのような建物を計画しているのでしょうか。住宅建築の場合、建築計画のお知らせを掲示しなければならない為、業務ビルの可能性が高いのではないかと思われます。
磯上通エリアには、多くのオフィスビルが点在しており、雲井通の再開後が進むと、飛躍的に発展を遂げる可能性があります。将来的な同地区のポテンシャルを睨んで、複数の開発計画がフラワーロードよりも東側のエリアで進行していますが、このプロジェクトもそうした一環なのでしょうか。
(仮称)神戸市磯上通新築工事 オルタンシアインターナショナルによる新たな建築プロジェクトが始動
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神戸空港国際化や湾岸線西進などの交通インフラ整備が実体化したことでオフィスビルの計画や着工が急増してきたことは神戸の反転攻勢が本格化してきた証です。磯上通付近も小規模ですが複数のオフィスビルが工事中で楽しみです。
オルタンシアインターナショナルが建築主の本件の建築概要ですが、主要用途:事務所 店舗 構造規模:鉄骨造地上6階 などの情報がありました。
NTT都市開発が建設を進めている磯上通7丁目の物件も楽しみですね。例えばNTT西日本の自社ビルでNTT葺合ビルの機能移転などが絡めば面白いですね。