JR三ノ宮駅前で建設の進む大型オフィスビル「三宮ビル北館」。地上13階 地下3階、高さ62.036mの規模で中核テナントとしてP&Gの日本法人が六甲アイランドから移転してくる予定の他、1-2階にはりそな銀行神戸支店が元町から移転します。暫定建物の解体後、地下階躯体と基礎工事が進められてきましたが、現場に待望のタワークレーンがようやく登場しました。
三宮駅前にタワークレーンが登場するのはミント神戸建設時の2006年以来となります。同ビルの設計施工は竹中工務店。神戸エリアにおいて、ここ最近、タワークレーンを伴うような大規模建築工事は大林組が担当することがほとんどでしたが、三宮駅前の大型ビル建設工事は竹中工務店が死守しています(当該ビルの他、ミント神戸、神戸マルイ等も竹中の施工です)。
タワークレーンは一基のみの投入になるかと思われます。この瞬間・この光景を待ち侘びていました。これから鉄骨立方が始まると更にボルテージは高まります。ツインタワーとなる日が刻々と近づいています。
周囲は大型や高層建築に囲まれている現場です。現在のクレーンジブ先端の高さ辺りが、新ビルの最高高さ位だと思われます。東隣のニッセイ三宮駅前ビルの大きな塔屋がちょうど60m付近の高さです。
おまけですが、三宮ビル北館越しに見上げたミント神戸とシティタワー神戸三宮の夜景です。
三宮ビル北館再建工事 タワークレーン登場!
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昨日、神戸市主催の対話フォーラム「市長と描こう 神戸の未来」に参加してきました。
市長がスクリーンを背中に立ち、その周りを「C」の字のように、3重にパイプ椅子が並べられておりました。
100人ほどの参加者でしたので、こじんまりと和気あいあいな感じでした。
「回遊性」「景観」「にぎわい」などがテーマでした。
それぞれのテーマについて市民の皆さんも積極的に手を挙げて意見されておりましたが、その意見に対して、市長は「貴重な意見有難うございました。」
としか言わず、それに対する市長の意見が無かったのが残念でした。
ただ市民のいろんな意見を聞きたかったのかもしれませんが。
いちばん印象的だったのは、下のような5枚の街の写真を写し出し、「どの雰囲気好きですか?」という質問が有りました。
1、イタリアかスペインの石畳の広場
2、ロディオドライブのようなパームツリーのあるセレブな街並み
3、イタリアかフランスの運河の流れる漁村の観光地のカラフルな色彩の街並み
4、香港のネイザンロードのようなネオン看板の通り
5、たぶんニューヨークのタイムズスクエア
結果は当然2番のセレブな街並みでしたが、市長は「判りました。皆さんはやはり神戸でいえば旧居留地のような街並みがお好きなんですね。」
と言われました。
市長自身も三宮周辺をそんなイメージで開発したかったが、市民もそうだと知ってわが意を得たりといった感じでした。
ただ質問が、「三宮をどんな雰囲気で開発すればいいですか?」という質問ではなかったので、ちょっとずるいなとは思いました。
LRTに関しても賛成と反対がそれぞれお二人の方から発言が有りましたが、市長はノーコメントでした。
今回、住宅都市局計画部の部長と課長も参加しておりました。フォーラムの意見がどこまで反映されるか判りませんが、こういった機会を
市が用意され、他の市民の方の率直な意見を聞けた事は良かったと思います。
https://web.pref.hyogo.lg.jp/wd23/wd23_000000064.html
アサヒは、やっぱり建築が決まったみたいですね。
https://web.pref.hyogo.lg.jp/wd23/documents/26simyulation10-1-1.pdf
悪くはないと思います
これに刺激されて東急も建て替えて頂けることを期待してます
夢想家さん
フォーラムご参加お疲れ様でした。私もできれば参加したいと思っていましたが、日程の都合が尽かず断念しました。市長からは結局具体的な方向性は何も示されなかったのですね。三宮駅前の旧居留地化というのが市民の求める今後の指針であると認識したということでしょうか。駅前に降り立った最初の印象が旧居留地=神戸らしいというイメージは確かに理解できます。
名無しさん・kingiさん
ちょうど私もこの資料に目を通したばかりでした。計画がとん挫していなくて良かったですね。思った以上に大きな建物になりそうで、目立つ存在となるのかもしれません。周辺部は建設ラッシュが起きそうな雰囲気ですね。