旧居留地91番

神戸旧居留地91番地新築工事 解体工事開始から早1 年 地中躯体構築が進む



旧居留地地区内においては、20年ぶり以上となるオフィスビルの建設工事となる神戸旧居留地91番地新築工事。鹿島建設の設計、施工で進行中です。



本格的なビル本体の建設工事がスタートしてから早くも5ヶ月が経過。既存ビルの解体から換算すると、既に約1年が経過しようとしています。



こちらの現場では、よくある手書きの簡易な作業予定ではなく、図面も含めて向こう数週間の工事予定を事細かく記載しており、非常に丁寧です。

工事は敷地を3等分に割って、段階的に進めているようです。既に基礎工事は完了し、地下躯体の構築が進められています。



敷地の北西側の躯体工事がメインのようです。SMW工法によるセメントソイル壁の内側で躯体の構築が進められています。



南側については既にコンクリートの打設が完了しているようです。まだ暫くは地下工事が進められていく事になります。鉄骨工事にはタワークレーンを使用する事になるのでしょうか。それともラフテレーンクレーンで3等分ずつ建方を進めるのでしょうか。



大和神戸ビルに続いて神戸市のオフィスビル建設促進制度認定を受けた物件として、来年の完成を目指します。

三宮では、今週、パーソルテンプスタッフが、御幸通の大型ビルである三宮中央ビルの2フロアを活用して、「神戸三宮BPOセンター」を開設しました。同社の運営拠点としては最大級の規模であり、この開設にもは「神戸市オフィス賃料等補助制度」の適用が行われています。神戸のオフィス需要は底堅く、8月時点での延床面積が1,000 坪以上の主要貸事務所ビル111棟における空室率は3.44%と低下に一途を辿り、大阪、京都をも下回る状況です。大和神戸ビルの完成による空室率の影響も限定的でしょう。

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