六甲アイランド

六甲アイランド・デカパトス立体駐車場を解体撤去 区画一体を売却か?幻のアオイア跡地利用はどうなる?



六甲アイランドの南側に立地する地上4階建の立体駐車場は、この南側にかつてたったの3年間のみ存在した幻のテーマパークと呼ばれて久しい「アオイア」の専用駐車場として整備されました。震災被害によって同施設の閉園後、ここにあった観覧車はハーバーランド・モザイクに移設された事はあまりにも有名ですが、立駐については、北側に開業したレジャープール「デカパトス」の駐車場として活用され、セカンドライフを得ました。



しかし老朽化が進んでおり、施設を保有する神戸市は解体撤去を決定しました。



駐車場だけでもかなりの敷地面積を有する巨大な施設です。この施設の解体の先には一体どのような絵が描かれる想定があるのでしょうか。



駐車場の南側にはアオイアの跡地が更地として広がっています。跡地の西側には神戸国際大学が2002年に移転してきました。



マリンパークに接する敷地の南側2ヘクタールについては、カレイドジャパンが運営するバーベキューレストランとグランピングから構成されるレクリエーション施設の開業が予定されていますが、当初の開業計画から具体的な動きは見えていません。更に北側の広大な土地についても、六甲アイランドの活性化を目的とした民間事業者による商業開発が望ましいですが、再び新たなテーマパークを誘致するには中途半端な規模でしょうか。



ポートアイランドの「神戸どうぶつ王国」程度のアミューズメントパークであれば、開業は可能でしょう。神戸どうぶつ王国の前身だった神戸花鳥園の土地にはかつて、温浴設備を備えたレジャー施設構想がありましたが、頓挫しました。温泉が出れば温浴施設の成功は約束されていると言っても過言ではありませんので、月並みですが、ここに他にはない日本一・世界一の温浴施設のテーマパークを誘致出来ないでしょうか。

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POSTED COMMENT

  1. hanabi より:

    僕もこの駐車場がいずれ解体されるだろうと思っていましたが、その通りになりましたね。

    アオイアの跡地、『将来像検討会』をはじめ市や自治会等では、かなり慎重に検討されていると思います。六アイでここまで広い土地はなかなか無いですしね。

    こべるんさんが仰る商業開発の案については、僕も大賛成です。アイパークのテナント数も規模的にRinkほど多くはならないと思いますし、それを補完できるような構成かつ温浴施設等も含めた複合施設がいいかと思います。
    『イオンモール』でもいいかなと思っていましたが、既にイオン系列のダイエーがあるので、少し微妙に思うところもあります。

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