布引町4丁目で大阪協栄信用組合がナカノフドー建設の施工で建設中の地上18階建ての、複合ビル新築工事。地上1階の躯体構築工事が進行しています。
型枠の組み立てとコンクリートの打設が進み、大阪協栄信用組合の店舗及びホテルロビーへのアプローチするエレベーターホール・エントランスから構成されるフロアが構築されています。
神戸市内の主要ホテルの稼働率は、昨年にはコロナ前の水準に回復し、その後も70%前後で推移しているようです。市内にはコロナ前にホテル建設ラッシュが起きており、客室数が大幅に新規供給されました。しかし主要ホテルの稼働率は維持出来ている為、インバウンドを含む需要そのものが増大した事で、底上げに繋がっていると思われます。
ただコロナ禍以降にはホテル建設ラッシュは停滞しました。現在、三宮駅周辺で進められている再開発によって、新たにホテルの新規供給が計画されていますが、これらがコロナ禍前の建設ラッシュに続く次のウェーブになる模様です。但し、ビルの完成は2027〜29年となる為、その間に完成予定のホテルは今の所、このプロジェクトだけです。
27年の雲井通5丁目のバスターミナルI期ビル完成までにはまだ約4年あるので、この間に新たなホテル計画が出てきてもおかしくはありません。特に神戸空港の機能が拡大される25年を境として、新たな需要が生まれる可能性は十分にあるでしょう。
布引町4丁目計画付近にあったコインパーキング跡地が封鎖されていましたが、何らかの動きが出てきました。
小型の油圧ショベルが入って整地工事が進められています。何らかの建設工事が開始されるのでしょうか。
布引町は今後の再開発の波及を受けて大きく発展を遂げるポテンシャルを有しているエリアと言えます。開発用地も点在しています。
(仮称)神戸三ノ宮・布引町ビル新築工事 地上躯体構築が進行 ホテル需要はコロナ前水準に回復傾向
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