10月19日に遂に西神中央プレンティがリニューアル後のグランドオープンを果たしました。GW以降は専門店1番館を完全閉館して、改装工事を行ってきました。
1989年のプレンティ開業以来初となる全面リニューアル。施設ロゴも今回のリニューアルを機に刷新されました。
当初、改修費用は20億円とされていましたが、建築資材や人件費の高騰の煽りを受けてか最終的に投資額は34億円に上振れしました。100店舗のテナントの内、約3割を入れ替え、飲食関連の出店に力を入れた改装となりました。
1番館とイオンフードスタイルの入るダイエー棟との間のアトリウム空間「アトリウムコート」内も刷新され、子どもの遊べるスペースや誰もがくつろげる温かみのある空間を創出を目的とした改修が行われました。
2棟を上空で繋ぐ渡り廊下の橋桁や1番館の軒がアースカラーのパターンで装飾され、間接照明も取り付けられました。
また1番館の軒先にはテラスデッキが設けられ、テーブルセットが設置されました。館内のフードコートで購入した食べ物の飲食も可能です。
更にはイオンフードスタイル前にじゅうらいよりあったステージをリニューアル。周りにもベンチを置き、憩いの空間に仕立てました。
ステージの上の軒に大型LEDディスプレイを新設。
アトリウムコートを半屋外の一大イベントスペースとしての活用が出来るように改修しました。
アトリウム内なので、全天候型のイベントスペースとして使用が可能です。
今回のリニューアルにて1番館の屋上も「スカイパーク」として改修が行われました。
人工芝を張ったスカイパーク。芝は土足厳禁です。芝生上に置かれている複数のオブジェも柔らかい素材で出来ているので、怪我の心配はありません。
中央には人工芝で覆われた築山もあります。こちらは幼児から小学生が遊べる人工芝広場。奥には乳幼児が遊べる人工芝広場も備わります。広場にはベンチやテーブルセットも置かれています。現代の商業施設にはこうしたファミリーと子供の憩いゾーンが欠かせません。
外装の再塗装も行われ、外観もリフレッシュしたプレンティ。リニューアル効果はテキメンで、多くの人が訪れており、賑わいが生まれています。オープン特集Part2でも触れたいと思いますが、今回のリニューアルはあくまでも地域密着という部分の強化に力が注がれた内容と言えます。広域から集客を期待する施設ではなく、西神エリアとその周辺の住民の利便性を向上し、豊かな生活を提供する一助としての商業施設の在り方を高めています。Part2は、館内の様子や2番館についてレポートしたいと思います。
リノベーション神戸・プレンティリニューアルオープン特集 Part1 専門店1番館周りの様子をレポート
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