大阪協栄信用組合がナカノフドー建設の施工で建設を進めている地上18階建の事務所・ホテルから成る複合ビル「(仮称)神戸三ノ宮・布引町ビル」。フラワーロードに面し、布引町では最も高い建物になる予定です。
鉄筋コンクリート造の地下躯体構築工事がタワークレーンによって進められています。
長らく基礎部分の工事が進んでいましたが、もう間もなく地上部の躯体構築が開始されるものと思われます。
既に1階柱の鉄筋配筋が進められており、基礎のコンクリート打設もほぼ完了した模様です。
高層建築になる為、強固な基礎が構築されています。
高さ約60mとなる為、上層階からの夜景は、南側の正面に神戸三宮阪急ビルを望みつつ、その背後に旧居留地のビル群ともしかしたらポートタワーも見えるかもしれません。
東横インの宿泊費で眺望が望めるのはお得かもしれませんが、高層且つシングルルームが多く客室数が多くなる為、エレベーターは3基は欲しいところです。
向かいには信和不動産が解体を進めているセントラルシティ神戸三宮第二ビル。こちらの解体は順調ですが、生田新道の旧M-1スクエアビルは放置のままです。
(仮称)神戸三ノ宮・布引町ビルの東側に位置する千代田精機三宮ビルも気になる存在です。長田区に本社を置く同社が何故、このビルを取得したのか。一棟貸しを前提にテナントを募集しています。以前は貸し会議室運営のTKPの三宮ビジネスセンターでした。
コロナ前にはビジネスホテル建設ラッシュに沸いた神戸も現在、建設中なのはこの1棟のみです。今後は高層ビル上層階の高級ホテルのみにシフトするのか、それともどこかの時点で再びビジネスホテルの需要が増すのか。神戸空港の増便と国際化が鍵を握りそうです。
(仮称)神戸三ノ宮・布引町ビル新築工事 今後のホテル新規供給の鍵を握るのは神戸空港
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福岡市は、アジアのリーダー都市を目指すFUKUOKA NEXTとして、平成28年に『ハイクオリティホテル建設促進制度』を創設しています。
これが、都ホテル博多⇒THE BLOSSOM HAKATA Premier⇒ザ・リッツ・カールトン福岡の誘致成功。
今年8月OPENのザ ロイヤルパーク キャンバス 福岡中洲へと繋がっています。
さらに、令和8年にはプリンスホテルが、そして令和10年完成を目指すANAクラウンプラザホテル福岡は上位ブランドの「インターコンチネンタル」への転換も構想に入れられているようです。
https://www.city.fukuoka.lg.jp/data/open/cnt/3/66394/1/h28.12high_quality_hotel.pdf?20191008171144
Shirokuma 様に引き続きせっかくなので、その他の福岡におけるホテル誘致計画も貼りますね。
■新福ビルのホテル
https://www.nishinippon.co.jp/sp/item/n/851390/
■博多空中都市構想(ホテル名未定)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOJC1650K0W2A310C2000000/
■福岡空港国際線ホテル誘致(ホテル名未定)
http://sukisukikubun.livedoor.blog/archives/4406787.html