大和証券神戸ビル建替

(仮称)大和証券神戸ビル新築工事 鉄骨建方が完了 躯体が完全体に 早期にカーテンウォールに覆われた姿が見たい



11月に竣工を予定する(仮称)大和証券神戸ビル。最終的なビル名称は「大和神戸ビル」になるものと思われます。鉄骨建方が進められてきましたが、遂に完全に作業が完了し、躯体が完全体となりました。



南側のコーナー部ですが、建物のこの部分を覆う足場と養生ネットから推測する形状は西側のコーナーと比較するとより鋭角です。



好立地のオフィスビルです。完成はアフターコロナ期となる為、テナント集めの条件は好転している状況かと思います。



三宮中央通りと京町筋のT字路は風格のある交差点に変貌を遂げます。こうした高度利用の促進された交差点を増やしていきたいものです。



大和神戸ビルの斜向かいに昨年2月に完成した関電不動産神戸三宮ビル。約1.5年が経過しましたが、こちらのビルはコロナ禍での船出となった為、オフィス階、店舗共にテナント誘致に苦戦していました。



1階の店舗区画にはようやく1号店のカフェ「CAFFE PASCUCCI」が出店。オフィスフロアについては徐々にテナントが埋まってきているようです。残る区画は5、7、11階の一部と8、9階のフロアで、7割が埋まりました。オフィスの空室消化は順調のようです。



近頃、この建物の名称がこれまでの関電不動産神戸三宮ビルから「THE PEAK KOBE SANNOMIYA」に変更されました。また関電不動産開発の公式サイトにも保有物件にこの建物が見当たりません。売却されたのでしょうか。



また1-2階の店舗フロアですが、1階の2区画については既にテナントの募集は終了しています。テナントが決まった可能性が高いです。三宮中央通りに面した東側の区画には新たに飲食店が入るかもしれません。



アフターコロナに突入し、訪日客数も急回復を見せ、百貨店の売上等もコロナ前に戻りつつあり、消費動向は改善していますが、街中の路面店には空テナントが多く見掛けられます。今後の改善が進んでいく事に期待を掛けたいですね。

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