大和証券神戸ビル建替

(仮称)大和証券神戸ビル新築工事 地下躯体構築が進行中 残る工期は9ヶ月を切る

昨年6月以来、約8ヶ月ぶりに取り上げる大和証券神戸ビルの建て替えプロジェクト。8ヶ月前と仮囲いの外からの状況自体は殆ど変化は見られません。

プロジェクト概要

(仮称)大和証券神戸ビル新築工事





所在地 神戸市中央区三宮町1-2
事業者 大和証券ファシリティーズ
敷地面積 約652㎡
建築面積 約555m2
延床面積 約5,939 m2
階数 地上10階 地下1階
用途 オフィス 店舗
建物⾼さ 44.9m
構造 鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
設計者 前田建設工業
施工者 前田建設工業
竣工予定 2023年11月



昨年6月にはまだ既存建物の地中躯体の解体撤去が進行中でした。敷地面積652平方メートルの建物の解体とは思えない程、長い工期で解体が進められてきました。工事が難航する理由は何でしょうか。



ただ工事は着実に進捗しており、現在は地下躯体の構築を進めている段階です。



完成予定は今年11月。残り9ヶ月を切っていますが、鉄骨建方が始まれば、あっという間に建物の地上躯体が立ち上がるでしょう。

問題はいつ鉄骨工事が始まるのか。4月頃が目処になるでしょうか。



このビルは神戸市のオフィスビル建設促進制度適用第2号に認定されました。しかしそれに続く3号のビル計画は今のところ出てきていません。

昨年2月に完成した近隣の関電不動産神戸三宮ビルはまだ1-2階の店舗フロアの1区画が埋まったのみの他、オフィスフロアも10フロア中まだ5フロアがテナントを募集しています。

ただ新築ビルはストックが少なく、多少時間は掛かっても満室になるので、あまり心配しなくても良さそうです。神戸三宮阪急ビルもジーライオンアワーズビルも満室です。



このビルに対峙する位置にあるみなと銀行本店ビルは足場が設置され始めました。



どうやら外壁改修を進めるようです。この建物も一見、比較的新しいように見えますが、内部はかなり老朽化が進んでいます。



改修は現状回復を行うのか、それともガラリと印象を変えるようなリニューアルを進めるのか。再びベールを脱ぐ日に明らかになる事でしょう。いずれは建て替えが必要になるでしょうが、まだ暫くはお預けのようです。
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