西神中央エリアにおける最大規模の商業施設プレンティ。専門店1番館、2番館、ダイエー棟(イオンフードスタイル)の3棟の建物で構成されており、ダイエー棟については、ひと足早く外装のリニューアルが実施されました。
1階のパークアベニューに面した部分は開口部を黒のフレームで囲ったガラス張りとし、カフェスペースが設けられています。また外壁にはモザイク調にアースカラーを中心としたカラフルな装飾パネルをあしらい、アクセントとしました。
そしてメインとなる専門店棟のリニューアル工事も遂に本格的に開始されました!
竹中工務店と湊建設工業によるJVで行う「プレンティリニューアル事業建設工事」。設計はアール・アイ・エーが担当し、まるで商業施設の新築工事のような様相や布陣です。
施設を取り囲むように仮囲いが設置され、外装も大部分が足場と養生ネットに覆われました。
アトリウム空間もスペースは半減。リニューアルオープンは10月中旬を予定しており、工期は残り4ヶ月弱といったところです。
竹中工務店は神戸ハーバーランドumieの改修工事も担当しており、大規模商業施設のリニューアルはお手のものかと思います。
現在、施設の1階は完全閉鎖されている状態です。アトリウムに面していた飲食店も完全にスケルトン化されました。
工事の規模感が想像以上に大きいのでリニューアルオープン時に対する期待は自ずと高まります。
80億円を投資している神戸阪急のリモデルよりも20数億円の投資額であるプレンティの工事の方が大規模な改装に見えてしまいます。
現状はまだ2-3階は営業しているので、建物中央のアトリウムは利用が可能ですが、1階は封鎖中です。しかし既にアトリウムの床はコルクのような床に刷新が完了しています。
改修開始前のアトリウムの様子と見比べると一目瞭然です。
床はイメージとは異なるデザインとなったようですが、その他の部分についてはどの様に変化を遂げるのでしょうか。
天井周りはイメージを踏襲するように進めて欲しいと思います。
取材時はまだ営業していた2-3階ですが、既に昨日21日からこれらのフロアも全面休業に入り、一部の外側店舗を除いてほぼ全館休業に突入しました。
2番館についても外装を足場で覆い始めています。
1番館に比べて営業している店舗は比較的多く、本格的な閉館は7月に入ってからのようです。
2番館については、西側と東側で時差を設けて閉館し、全館閉館は避けてリニューアルを進める事になります。
それでも既に多くの店舗が閉店、仮囲いに囲われている為、個別に各テナント区画のリニューアルは進行しています。
全体のテナントの内、どれくらいの割合で既存テナントが残り、新テナントが誘致されるのでしょうか。新テナントへの期待は高く、その内容や話題性が施設の集客力成否を左右します。
全館休業期間が長い1番館と比べて2番館のリニューアルは部分改装に留まりますが、プレンティ広場に面してオープンテラスのカフェ等もできるので楽しみです。また飲食店街でもありますので、行列の出来るようなテナント進出が期待されます。
改修の手はプレンティのみに留まらず、プレンティとエキソアレを連絡する歩行者デッキにも入っています。
この部分のバリアフリー化を行う為、これまで無かったエレベーターの設置工事が進められています。
10月20日までの工期を予定しています。
この工事が完了しないと、プレンティ広場の床の舗装も完了させる事ができません。
乗降機設備を設置する為の鉄筋コンクリートの基礎を構築しています。
デッキ下からプレンティに掛けて、工事エリアが連続しています。西神中央リノベーションの仕上げに相応しい光景と言えます。
設置が進められているエレベーターの完成予想イメージです。デッキからエレベーターまでキャノピーが設けられます。
プレンティがリニューアルオープンする10月中旬には、西側の駅前広場の再整備も完了間近となっているでしょう。またエキソアレ西神中央の入る西神中央百貨店ビルも外壁の大規模改修が行われる予定です。駅前の大型商業施設が揃って装いからも新たになります。
リノベーション神戸・西神中央 プレンティリニューアル事業建設工事 遂に開始された大規模リニューアル工事 10月中旬の再開業に向けて改修が進む
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