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6年前に国際会館前の交差点からスタートした葺合南54号線の道路改良工事。昨夏から開始されたその6は、葺合南23号線から国道2号線までの最終区間の改良でしたが、遂に完成を迎えました。
路面の舗装ブロックはこれまでの区間と共通のデザイン・色調で、非常に明るく、車道を蛇行させているので、歩道の幅員はまるで広場のようです。
通り沿いにはタワーマンションや高層建築も多く立地し、道路改良によって景観と歩行者動線の向上が図られました。
今後はこのリニューアルされた通りの不動産価値向上や賑わい及び人通りの増加が促進される施策が必要とされます。
通り沿いにはコインパーキング等、まだまだ多くの低度利用地が点在しており、発展の余地が残されています。
美しく生まれ変わった通りが葺合南54号線という形式ばった堅苦しい名前だと、親しみも湧きません。
そこでようやく愛称が与えられました。その名も「磯上ロード」。
三宮の再整備・再開発が進む中、磯上ロードでは、駅前の北側を中心に今後、大きな変化が訪れる可能性が高く、先行して行われた通りの改良工事がより大きな意味を持つようになる日が早く来る事を期待したいと思います。また国際会館より北側の区間の再整備が残されています。
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私も、現地を見てきました。
何か違和感を感じていたのですが、街路樹や街灯、案内表示板、下水や消火栓のマンホール、道路標識、共同溝の地上機器が、元の位置のまま残っているからだと気が付きました。
歩道を拡げるために、車道の車線数を減らし、幅を狭めてクネクネさせただけだな、という感想です。
かといって街路樹等が元の位置にあるので、歩きやすいわけでもありませんでした。
歩車分離をするためにバリカーが乱立し、見た目が悪いばかりでなく、ぶつかりそうです。
使われているストリートファニチャーも、業者のカタログから選んだだけのよう。神戸らしさのない、どこの街でも同じ景色になります。
震災前(神戸アーバンデザイン都市時代)に作られた、元町やドアロードあたりにある、ビット(係留柱)やポートタワーをデザインしたボラード等のように、神戸らしさ、神戸ならではのデザインを取り入れて欲しいものです。
道路幅員を狭めたせいか、交差部分の隅切りや駐車場出入口の切り下げ部分に、車が接触した跡が見られます。
旧居留地内でも同じように車道を狭める工事が進められていますが、交差点をトラックが曲がり切れないのか、バリカーが何回もなぎ倒されています。
見た目が良くなるのも結構ですが、何よりも、車も人も安全に通行できるようなみちづくりをして欲しいものです。
今年、葺合南54号線道路改良工事その7が発注されるみたいですね
https://www.nyusatsu.e-hyogo.jp/www/kobe/contents/1680228673860/files/R5kouji_pdf.pdf