リノベーション神戸における名谷駅前活性化プロジェクトの中核の一つである名谷駅ビルのリニューアル。「tete名谷」として、既存駅ビル南ゾーン、新築ビルの北ゾーンの2棟構成となって、名谷の玄関口を彩る商業空間を形成する計画です。
大規模な改修工事が施される予定の南ゾーンでは、既存駅ビルからテナントの退出が進められています。1階角の区画で営業していた神戸珈琲物語の退店も完了しました。
駅ビルのファサードの一部を象徴してきたこの大きな壁画も撤去される予定です。
1階コンコース・駅ナカ内のテナントも次々と閉店が続いており、まだ営業を続けているのは3店舗のみになりました。
まだ改札正面にあるファミリーマートは営業を継続しています。
また須磨パティオ方面の出入口付近のオーエスドラッグや唐揚げ店はまだ閉店の兆しを見せていません。オーエスドラッグも新築の北ゾーンに移転予定です。
その北ゾーンについては、昨夏から建設が進められてきた新北ビルの竣工が迫っています。
ビル壁面には「tete」のロゴの取り付けも完了しているようです。
養生ネットが取り払われ、外壁周りの仕上げが進行していました。足場の撤去も始められる事でしょう。
タクシーロータリーに面する東面についてはガラスの大きな開口部が目立っています。
仕上げと外構工事が開始されている為、これまで供用されていたビル裏側から駅へと連絡する通路は閉鎖されて、迂回が必要になっています。
層間部には南ゾーンとの調和を図る為、アースカラーの壁面が採用されている他、グリーンを設置しています。ナチュラルテイストの内装にも期待が持てます。
既に北ゾーンに出店予定のテナント構成や開業日が6月30日である事は公式プレスリリースによって発表されています。現在の既存駅ビルから移るテナントも複数見られます。駅ビルの建設と共に、ビル前の楪橋もリニューアル工事が進行中です。
階下へと連絡する階段も閉鎖され、撤去が進みました。
橋の上も通路が狭められています。ゲートが出来ている部分は北ゾーンの2階エントランスがデッキと繋がる場所です。
橋の手摺も完全に撤去されて、新たに配筋と型枠が取り付けられており、真新しい手摺が構築されています。
現在の橋のリニューアル工事は駅ビルとの接続部がメインですが、更にスロープ部分の改修も予定されています。
LUCCA方面に伸びる部分も最終的には全てリニューアルが行われるのでしょうか。
建物西側は完全に駅ビルと楪橋が一体化している状態です。階段が撤去されてスッキリとしました。
塔屋にも「tete」のロゴが見えます。北ゾーンは、タリーズコーヒーやパーソルの運営するワークゾーンを除いては、ほぼ既存ビルのテナントの受け皿として機能し、集客の要は南ゾーンになるものと思われます。名谷には、西神中央にはないスターバックスやタリーズが出店。ユニクロも名谷にはあって、西神にはありません。無印良品はエキソアレ西神中央に出店してようやく互角。民間企業は西神中央よりも名谷を高く評価しているようです。
リノベーション神戸・ tete名谷の北ゾーン完成が間近に迫る!南ゾーンの改修工事開始も秒読み段階か
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