名谷

リノベーション神戸・名谷駅ビル「tete名谷」の鉄骨建方が始まる!既存駅ビルからもテナント退店 改修準備が進行中

先週、神戸市とJR西日本アーバン開発から施設名称や開業時期、フロア構成等の発表があった名谷駅ビル北ゾーン「tete名谷」。今夏より建設工事が開始され、基礎工事が進められてきました。

 

プロジェクト概要

名谷駅美装化・リニューアル工事



所在地 神戸市須磨区中落合2-4-3、7-3
建築主 神戸市交通事業管理者
規模 地上3階
用途 店舗
構造 鉄骨造
敷地面積 975.55平方メートル
延床面積 2,362.70平方メートル
高さ 15.4m
設計 交建設計
施工 大鉄工業
着工 2022年8月20日
完成 2023年5月下旬











建設状況の様子



予想していた通り、鉄筋コンクリートの基礎と床が既に完成しており、年内の鉄骨建方開始に至りました!敷地北側から鉄骨の組み立てが始まっています。



ラフテレーンクレーン1台で鉄骨建方を進めています。



既存駅ビルとの間にはタクシーや一般車ロータリーのある駅前広場へ連絡する通路が残されます。



1階のゆずりは橋周りの様子です。



規模の大きな建物ではないので、鉄骨建方はかなり短期の内に完了するものと思われます。年内には終わるのではないかと思います。



ゆずりは橋から見た新北ゾーンの様子です。



ゆずりは橋に直結するので同じレベルに2階の高さが調整されています。この2階には既存駅ビルの2階にある定期券発売所、サービス、スクール等が移転してくる事になります。



1階に誘致される物販やカフェ店舗にはどんなテナントが来るのでしょうか。メジャー処だとスターバックスは既に大丸店内に出店済です。須磨パティオのリニューアルも控えているので、先行するこちらが人気テナントを先に押さえに掛かるかもしれません。



北ゾーンの完成と機能移転の完了後、南ゾーンの既存駅ビルの大規模リニューアルに着手しますが、吹き抜けを活かした大胆な改造が施される予定だけに、非常に期待度の高いプロジェクトです。



1階のテナントも退店を始めたようです。喜久屋書店も11月30日に閉店しました。



またミスターミニットも閉店しました。隣の神戸珈琲物語も近々、閉店になるものと思われます。



既存テナントの退店が進み、いよいよリニューアルに向けての準備が本格化してきた感が出てきました。



来年より駅ビル北ゾーンのオープンを皮切りとして、名谷の商業施設のリニューアルが始まります。駅前商業施設の充実性が街の活性化にいかに重要かは、西宮北口がベンチマークとして証明しています。名谷も西神中央も同じレベルとは言えずとも引き上げが必至です。



建物デザインの発表された北須磨支所ビルは仮囲い内の解体が完了し、着工に備えています。



仮囲いにはすっかりお馴染みのリノベーション神戸絡みのカラフルでポップな掲示が行われました。年明けから本格的に工事がスタートする予定です。
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