2025年のサブターミナルビル・エプロン拡張の完成によって国内線の発着枠上限が120便までの拡大と、国際チャーター便の対応及び2030年の国際定期便就航に備え始める神戸空港。利用者数の増大に備え、神戸空港島とポートアイランドを結ぶ神戸空港連絡橋「神戸スカイブリッジ」の4車線化拡幅工事が進行しています。
既存の片側1車車線合計2車線の運用を維持しながら、橋の東側に拡幅を行う工事が進められています。
まず第1段階として、南側の歩道を構築する盛土工事が行われました。橋の形状に合わせて勾配の付けられたスロープを造成する土木工事です。
その先は橋梁部になる為、橋桁の改造が行われています。
新しく取り付けられた橋桁です。新品なので塗装もフレッシュです。
既存の橋桁に拡張部分を接合しているようです。
盛土部分と橋梁部の境目です。
足場の組まれた橋梁拡幅部分が延々と続いていきます。
橋の上から見た先程の橋梁と盛土の境目です。柵の反対側が拡幅部分です。中央のアスファルトの色が濃い部分は以前、歩道と車道を隔てるガードレールがあった部分です。
基本的に拡幅された部分が歩道に充当されます。車両の通行する車道と異なり、荷重負担の小さい歩道は新たに接合した橋桁で十分な強度があるのでしょう。
海上から見た橋桁の拡幅部分です。
神戸空港島側も同様に拡幅が進められています。
橋梁拡幅工事は8月末までの工期を予定しています。9月以降には4車線化した神戸空港連絡橋が供用開始されるのでしょうか。
これまでの連絡橋にて2車線の運用でそこまで渋滞が激しいや混雑が著しい等の状況が生じている様子は見た事がありません。4車線化の暁には、ポートライナーの輸送力を補強し、三宮や新神戸とを結ぶBRT専用レーンの設定も考えられるでしょうか。
神戸空港連絡橋4車線化拡幅工事 工事完了予定・4車線化は今年8月下旬?
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