4月7日(金)にようやく決定した東遊園地のリニューアルオープン。再整備の目玉となるにぎわい拠点「URBAN PICNIC」には、カフェレストラン「WEEKEND」やレンタルスペース、屋外図書館が入り、園地に人を呼び寄せる集客施設として期待が高まっています。
鉄骨造平家建ての建物ですが、南北スパンが大きく、西側を中心に開口部も豊富に設けられており、建物内から園地内を見渡す事が出来る開放感に溢れた設計が特徴です。
70席のカフェレストランやスタジオは南側、ラウンジスペースは北側という配置になっています。南端にはテラス席も設けられます。中央部には通り抜けのできる通路もあるようです。
南側のテラス席は腰高まである木製ベンチで囲われているようです。店内でテイクアウトしたドリンクをこのベンチやシェードのある手前のベンチで楽しむという使い方が期待できそうですね。
北側のラウンジスペースはまさにガーデンウェディングやパーティイベントにも打って付けです。仲町通からもこのように非常に目立つ存在なので、行ってみよう、寄ってみようという気にさせます。
園地内中央に位置している為、どこからでもこの建物が目に入り、シンボル性の高い施設となる事は間違いないでしょう。
URBAN PICNICの目の前に広がる芝生広場。北側の小さな芝生ガーデンにもシェードが完成しました。ガーデンを囲うコンクリートの背の低い壁も構築され、今後、芝の植え付けと養生が進められます。シェードには電球も取り付けられいます。WEEKENDが運営してバーベキューのサービス等も行われると面白いかもしれません。イメージパースではこの芝生ガーデンを使ってヨガ教室が開かれている様子も描かれていました。様々なアクティビティに活用出来そうです。
背後のビル群と美しく整備された開放的な園地内。新たに植樹された若い木々。非常にフレッシュで都会的な景観が誕生しています。
メタセコイア並木の広場もリニューアルされ、より散策のしやすい非常に美しい空間に仕立て上げられています。4月より再びこの場所にFARMERS MARKETが戻ってくる予定です。
見晴らし広場の東側は芝を張らず、木の階段やタイヤが置かれる等、斜面を使って子供が体を動かして遊べるスペースになりました。広場の東側には水景池が設けられる計画でしたが、計画は変更されたようです。ただ水で遊べる設備として、噴水やミストは設置されている模様です。
広場の斜面西側は芝が張られています。広場頂上のデッキから見晴らす園地も非常に見ものでしょう。
木々はライトアップされる予定です。フラワーロードの光のミュージアムから連続する形で東遊園地内も暖かな光で包まれる空間になる事でしょう。WEEKENDも22時まで営業予定なので、これまでの東遊園地と異なり、メリケンパーク同様に夜間まで賑わいを維持する都市公園に生まれ変わります。
整備の仕上げが進む北側に対して南側はまだ工事の進捗が遅れています。
ただ大部分は芝生広場が占めているので、4月7日の供用開始時には立入が禁止された芝の養生期間からのスタートになるかと思います。
当初は、この北側園地の芝生広場南側や北側にもにぎわい拠点施設が置かれる想定でした。
アドバイザリーボードを開催していた頃に示されていた再整備基本構想案です。
例えば建設コストを抑えられるコンテナ建築を活用して、コンビニ等の物販店舗を誘致するのも有効且つ即効性のある集客及び利便性向上の手段かと思います。
園地北側と南側を隔ている葺合南58号線も改良工事が実施される予定です。歩道の舗装ブロックの刷新や照明設備の更新が行われるものと思われます。歩道の幅員を広げる事も視野に入っているかもしれません。
三宮再整備・東遊園地再整備工事 URBAN PICNICとその周辺の状況 にぎわい拠点は増やさない?
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク