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りそな神戸ビル跡地にドーミーイン神戸元町が開業した以外は、ここ数年あまり大きな動きの無かった栄町通周辺。三宮の再開発の余波が届くにはまだ時間が掛かるものと思われますが、小規模な開発は散見されます。
栄町通4丁目交差点前で建設されていた5階建ての鉄骨造のビルが竣工しました。
建築主はFatheR。中央区内に本社を置き、革鞄製品等を取り扱うアパレル企業で、Bajolugoというブランドで製品展開をしています。
階高の大きな1-2階がブランドの路面店となるのでしょうか。
周囲の建物と比較すると、小粒な建物ですが、デザインはシンプルながらもクラシックな感じが好印象です。
ただ栄町通4丁目交差点なので、角地と含めて一体的な開発が望ましかったと言えます。元は一軒家だったので、ビル化された事は吉ではあります。
その向かいの松原ビル跡地は塩漬けにされたしまいました。こちらもまとまった角地ですので、メリケンパークやウォーターフロントエリアが活性化してきた際、ホテル用地として活用されるのが望ましいと思います。
二つの角地が駐車場となっている大通りの交差点。地下鉄駅にも直結し、恵まれている立地の筈です。今後の動きに期待したいと思います。
栄町通4丁目から更に西に300m程進んだ場所にあった栄町通5丁目のコインパーキングが閉鎖され、ロック板等の駐車場設備が撤去されました。
既に地質ボーリング調査も実施されているようです。何らかの開発計画が始動する模様です。
この近辺では多くの老化ビルが賃貸マンションに建て替わってきました。今回も賃貸マンションの可能性が高いですが、通常は45mの高さを越えるマンションの場合、着工前に建築計画のお知らせが掲示されます。
また1ルームの賃貸マンションを建設するには土地面積が大きめです。敷地面積は700-800平方メートル程、あるかと思います。分譲マンションという可能性もありますが、やはりそれなりの規模を持たせると、前述の建築計画のお知らせが必要です。どんな計画が進行するのでしょうか。
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栄町通5丁目のコインパーキングは、和田興産が取得していますよ!