乙仲通にて老朽オフィスビルが解体されて跡地で大和ハウス工業によって建設されていた店舗付共同住宅がまもなく完成を迎えようとしています。
全く何も期待していなかったプロジェクトなのですが、養生ネットが取り払われてビックリしました。全く賃貸住宅感の無いファサードです。
乙仲通りに面したクラシックモダンな外観はオフィスビルか店舗ビルのようです。
南側はバルコニーがあるので、住宅である事は一目瞭然ですが、こちらも造りは凝っています。
店舗付住宅で外観が住宅に見えない建物は幾つか存在します。
加納町交差点に建設された布引町高井ビルは曲面をアルミカーテンウォールに包み、1階の店舗と9-10階の事務所を除いてはSOHO住宅です。
HK元町レジデンスは1-2階が店舗、3-9階は共同住宅です。鯉川筋に面するファサードはカーテンウォールで覆ったスタイリッシュな建物です。
こうした住宅には見えない住宅を備えた複合用途の建物は街の景観へデザインで配慮しています。いかにも住宅という建物が多い中、デザイン性の優れた建築増加を促進する優遇制度が導入されるべきかと思います。審査の線引きが難しいでしょうか。
乙仲通で間もなく完成するデザイナーズ店舗付住宅
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