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昨年7月より阪急建設の施工で進められている地下通路「メトロこうべ中間通路」の美装化工事。前回の11月に取材した際には既に高速神戸駅から新開地までの中間地点までのかなりの部分で天井の美装化が完了している模様をお伝えしていましたが、2ヶ月経過して更に工事の進捗が見られました。
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プロジェクト概要
メトロこうべ地下通路美装化工事
コンセプトは『「まち」と「まち」をつなぐ明るく賑わう地下通路』。加えて、通路の玄関口となる新開地駅東改札口と高速神戸駅西改札口の構外コンコースの美装化もあわせて行われる予定。
工期
2021年7月から2022年3月(予定)
工事概要
地下通路部:天井仕上げの新設、柱仕上げの更新、一部床仕上げの更新(中央広場)、照明設備の更新、地上出入口階段の手摺・段鼻整備
駅部: 天井・柱仕上げ等の更新(新開地駅東改札口、高速神戸駅西改札口)
工事箇所
前回はほぼ手付かずだった高速神戸駅の改札外コンコースの天井や柱の美装化が既に完了していました。
柱は木目調シートで覆い、色温度の低い照明が取り付けられました。天井パネルは軽量化が行われています。
壁も同じ木目調シートで統一されました。同様の仕上げを新開地駅でも実施して欲しいですね。
通路については前回、片側半分のみの天井美装化でしたが、工事の進むエリアでは天井全体が木目ルーバーに覆われ、暖かな光に包まれています。
開業50周年を迎えているメトロこうべ卓球場前は壁も美装化パネルに覆われています。柱はまだ養生シートが被されています。
卓球場の先の中央広場より西側はまだ美装化工事の真っ最中です。
仮設照明のみが光源なので、かなり暗い状態に置かれています。中央広場の天井は通路とは異なり、ルーバーを斜めに交差させ、その奥の天井本体は黒に塗装されています。
柱は円形の装飾リングで囲ったデザインが採用されています。またこのリングは照明の機能も持たされているようです。また広場は床材の更新も行なわれる予定です。この広場部分の完成が楽しみですね。
中央広場より西側の工事も進行しています。柱の美装化後に天井のリニューアルが行われています。屋内ゴルフ場前から新開地駅に向かってかなりの距離で既に簡易照明に切り替えが進んでいます。
かなり暗い通路になっています。リニューアル完了部とのギャップが大きいですね。3月までに全区間の美装化工事は終わるでしょうか。
気になるのが高速神戸駅コンコースと中間通路を結ぶこの店舗のある区間。図面上は工事対象区間に含まれていますが、何らかのリニューアルの手が入るのでしょうか。昭和の香りが色濃く残るメトロこうべから新開地に掛けての街並みですが、今回の地下通路リニューアルで一気に平成を飛び越えて令和がやってきましたが、昭和と令和のチグハグ感が生まれています。
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確かに、改装済みの箇所と昔そのままの箇所を見比べると多少の違和感は感じるかもしれませんが、将来的に改装の範囲が拡大されるのではと少し期待しています。まだ決まってないのは分かりますがね(笑)