神戸新聞が報じたところによると、神戸市と兵庫県は着工している大阪湾岸道路西伸部の神戸港西側に架橋する斜張橋部分に開業を想定していた海上展望施設について国や阪神高速対して建設中止を申し入れたとの事です。中止の理由はコロナによる財政悪化が挙げられたそうです。中止については市から県に持ち掛け、当初は懸念を示した県も最終的に了承し、申し入れを行ったとの事。
基本計画案では、ポーアイの一般道からエレベーターで上がり、景色を見渡せる造りの全長約400メートルの施設で、事業費は試算で40-50億円を見込んでいました。
この千載一遇の機会を一時期の財政難でフイにしてしまって良いのでしょうか。必ずしもこの施設を行政が整備する公営にする必要はありません。現在、市や県が進めている多くの事業でも民間資金の活用を想定しているものが数多くある筈です。
建設費用から施設の運営までを民間事業者に全て任せるスキームによって計画の継続は出来ないのでしょうか。
県は断念に難色を示したようですか、市が出来ないと譲らなかったようです。広域圏からの集客施設の乏しい神戸にとってこの展望施設は起爆剤の一つとして大きなポテンシャルを持っている筈です。市と県には是非とも実現の方法についてあらゆる可能性の再考を検討する事をお願いしたいです。
道路の建設工事は六甲アイランド周辺では本格的に進行しています。この神戸の新しいランドマークを観光資源として活用できないならば将来的に大きな遺恨として記憶されるでしょう。
大阪湾岸道路西伸部の海上展望施設は建設断念!?民間資金活用での検討継続は不可なのか?
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大阪湾岸道路西延伸部は国主導なのでPFI方式導入は難しいんでしょう。
ここへきていよいよ神戸市サヨク意見が動き出し始めましたね。
下手したらすべての事業を中止に追い込みかねません。
神戸市が10年何も動かなかったことが、神戸市人口の減少流出の原因だということも全然理解できてないし、コロナ禍が加わって財政悪化は当たり前です。
10年後湾岸ブリッジはできるでしょうが、とりあえず実利一点張りで完成しても、さらに10年後、賑わってきて後から観光施設付け足ししますでは今までとパターン同じで、またまた失敗は目に見えて批判にさらされること間違いなしですね。
いつも情報有難うございます。
またもや神戸市のマイナス思考な後ろ向き政策に疑念を抱きます。
久元市政の転換を強く願います。
展望台は要ると思います。
湾岸線の延伸上にPA機能があってもいい気がするのですが。
予算が理由といいつつ、何か別の代替案があるのでしょうか?
開いた口がふさがりません。
たかがと言っては失礼ですが、50億の投資での観光資源化、それも完成が10年近い先の話なのに、コロナの問題で辞めるとか、「発想が矮小」です。県のコメントには突き放し感を感じますが、「わかってない=仕方ない」感については同感です。
神戸市、長期ビジョンやコンセプトが希薄です。また、「外部に対する」街の魅力を「積極的に」上げていって税収や人口を上げ、それで福祉なり身近なサービスを上げていくといった、当然の都市経営の感覚も相当鈍っています。
変な話、今住んでいる市民の声を聴くだけでは、街の魅力は上がってこないんですよね。人口が減っても住んでいる人は急には困らないし、むしろ現状維持こそOKなので政策は消極的かつ規制的。
困る人は市から出ていきますし、神戸に魅力を感じない人はそもそも来ませんから、そういう人たちの声は聞こえない。ノンカスタマーに聞け、は経営の常識ですが、それができてないです。視野も狭いので、日本や世界の中での神戸の価値向上、それも長期的な発想が希薄なために、明石とかご近所の身近な政策に影響されやすい。
最近交通局などが人気投票系のデザイン募集やってますが、外に対する魅力、街の将来のビジョンという核がなければ自己満足に過ぎないと思います。コンセプトやビジョンがしっかりしていれば人気投票すら不要なのは阪急の一連の建物を見れば明確です。
別に50億の資源で何か、ということではないですし、別の形での資源化は可能ですが、これで代表される市の考えの問題自体は、神戸市都市経営の失敗=衰退のシンボルとして後世に語られる可能性はあると思います。
中止する全く意味が分からない
まあ、あの市長の考えを理解するつもりも
全く無いですけど
財政悪化と言いますが、投資しない限り財政は永遠に良くなりません。節約すれば節約した分、得られるものも小さくなる。当たり前の話です。
百歩譲って中止するなら、展望台では投資額より小さい効果しか期待できないシミュレーションであることを示した上で、より投資効果の高い事業を提示すべきです。
コロナ禍を理由にするのは理解できません。本当に必要なことは現状の景気状況に関係なくすべきです。
こまったちゃん氏が指摘される通り、私もデザイン人気投票のあまりの多さに違和感を覚えてきました。
市民が街づくりに関心を持つのは良いことなので、場所を選んで適度にやることは否定しません。ただ、安易に投票で決めることは景観や理念の一貫性が損なわれる原因にもなり得ます。また斜に構えた見方をすれば、実際に造ってみて行政に苦情が来ても「投票の結果だから」と責任逃れの材料にするためにやっているんではないかという疑いも生じます。
皆さんの仰る通りです。初期投資に相当の予算が掛かるのは当然でその後の実入りを市と県は考えなければいけないのを放棄して何をやっているんだと怒りの気持ちになります。生れも育ちも神奈川の相模原に住んでいる人間として神奈川は「横浜」が主で周っていますがその横浜に対抗できる西のエリアは「神戸」です。こんなことでは両者に差が付く一方だと懸念しております。
都市間競争で劣勢を続け、相対的地盤沈下が続く現在の神戸市には反転攻勢の都市戦略を描き、スピード感を持ってそれを実践出来る強い意志と信念を持ったリーダーが必要です。
現市長の今のやり方を民間企業のCEOに置き換えれば、売上減の続く会社の起死回生の経営戦略を社員へ丸投げするか、社員や株主へ相談やアンケートを延々と続け無難な項目のみ実践する方式です。業績の抜本的向上は期待出来ず、無作為の大罪に気付かないまま地盤沈下が続きます。
グローバル貢献都市を謳う予算案も総花的で確たる戦略が見えません。10年後の展望施設への投資に及び腰ならその理由を明確に示し5年後の神戸空港国際線ターミナル実現を目指す投資に切り替えを表明するなど、成長戦略を描けなければ話になりません。
大きな需要が見込める施設の建設を中止というのは通常の考えではありえない。
現市長は、ポーアイからの景観という意味不明な基準を作った高さ条例にはじまり、景観等を笠にかぶった反自由主義経済的な政策を推進している。民間活力の導入に成功して活気に満ちている福岡市や大阪市とは真逆の姿勢であり、現代社会の価値観に反する。
大規模開発に基本的に反対するかつてのイデオロギーがゾンビのようによみがえって、市の諮問機関や市長が影響されているのではないか。
次期市長は、自由民主主義という現代社会の基本的な理念に基づき、まともな判断ができる方になっていただきたいです。
展望施設は市と県が神戸港と山を一望できるランドマークとして国交省と阪神高速に提案し協議を重ね承認を得たものでしょう?5,000億円超の事業の内の僅か50億程度の金をしかも市と県で負担する事すらできない?投資的予算をここで使えないならほかで使う事が出来ないそんな事業だと思います。関係各機関が費やしたその間の莫大な時間や作業をいとも簡単に捨て去る…一体何をやっているんでしょう?事業の邪魔をしているだけじゃないですか。三ノ宮駅の再開発が遅々として進まなかったのも頷けます。
この意志薄弱な行政の下で莫大な投資を行い再開発事業に参入しようと言う企業は今後益々先細りするでしょう。
国交省と阪神高速にはこの結論は年末まで先送りにして貰い新市長と県知事の下で最終判断をして欲しいと思います。
神戸の都市開発について、神戸市では市民公募・参加により寄せられた意見を民意として市政を決定する事が多いのですが、これら公募を一体どれくらいの神戸市民が認識しているでしょうか?殆どの市民は公募の存在すら知らないと思います。このような都市計画の決定方法がまかり通れば僅かな市民や特定団体の偏った意見ばかりが市政に反映されかねません。市へ寄せられる各種提案や意見はせいぜい数百通でしょう。これを民意としてとらえ時々の市の都合により使い分けているとしたら愚かとしか言いようが無いですね。
別の観点から、神戸市の建築・開発関連の各種窓口で協議した経験のある方ならお解りと思いますが近年、開発を抑制するような指導ばかりが目につきます。神戸市は市街地の狭小道路の整備には全く無策で放置状態、これでは住宅密集地・山裾を筆頭に市街地の再開発は不可能でしょう。
これらもまた民間の自由な投資を妨げる原因になっています。
行政は規制と緩和というムチとアメを持っていますがその使い方を知らないのが現市政です。民間の活力を最大限に活かしながら都市開発を進める為には、計画的な緩和とそれをやり遂げると言う行政の強い意思表示が必要なのです。それをやる為には、アマチュア化して紋きり対応しかできなくなった職員の意識改革も重要な課題です。自分の担当するエリアを発展的に整備するには何が必要か地域の事情に合わせた緩和策を考慮する必要があります。市長は替えれば良いですが、職員はそうはいきませんから。元は優秀な人たちです方向性を見直し担当するエリアをどう変えるのか未来の姿を予測しその為に何をするのかを考えれば答え=緩和の方向性は、すぐに見つかると思います。
近年にない建設ラッシュの神戸市ですが、大阪や福岡などの都市開発のダイナミズムを目にするにつけ、勿体ないと言う気持ちがこみ上げてきます。
これからもう一つの集客の目玉施設スマスイの建て替え工事も始まります。
神戸市も、もっとプラス思考で頑張ろうよ!
今さらですが、なぜ、一般道からだけなのでしょうか?
高速を走って、展望台に登れるSAを作らないのでしょう?
高速からも、一般道からも利用出来れば、投資回収期間や建設費用の出しどころも
もっと検討出来ると思うのですけれど。。。。。
規模や時代背景の違いはありますが、ふと神戸市長や市議会が国際空港に反対した昔を思い出しました。本社の流出や産業構造の転換の中、神戸の相対的衰退傾向を認識していた当時の市長が数年後に語られていました。市長として頑張って一定の評価を得たと思うが唯一失敗と考えられるのが神戸国際空港の反対だったという談話でした。たいへん印象深く記憶しています。
こんな展望施設で揉めるくらいなら最初から作らずに先に道路を開通させてほしいです。そのくらいこの道路の有用性、波及する経済効果は大きいですし、神戸線の渋滞解消や湾岸線のミッシングリンクの解消などが最優先されるべきです。この展望施設追加のための設計変更、費用出す出さないとかの問題のせいで、開通が遅れることの方が問題です。
ここではあまりにも前向きな意見が見えず、神戸市長や神戸市政をくさしてばかり。たまには前向きな考えは必要じゃないですか?