新港突堤西地区再開発

三宮新港町計画 年明けから更に整備が進む


いよいよ今月より施設の開業が開始される新港突堤西地区再開発エリア。港湾・物流倉庫街だった新港町は既にポーアイや六アイにメインの座を譲っており、長年に渡ってあまり機能を発していない場所になっていました。ハーバーランド、メリケンパークに続く神戸のウォーターフロントを担う業務、商業、文化、住宅都心として開発が進められています。



KPM神戸ポートミュージアムは鉄筋コンクリート造の躯体の一部は3階に達し始めました。「隆起する大地と侵食する水により生まれた造形」を表現したという特徴ある円型の建物がその形をはっきりと露わにしています。



エリアにおいて最大の集客施設となるこの建物が今秋には完成する予定かと思うと、非常に楽しみです。



「劇場型アクアリウム」を基本コンセプトに、アクアリウム(水槽)を核とした、舞台美術やデジタルアートの演出による、都市と共存する次世代エンターテイメント施設「アトア」の展示内容や施設概要が明らかになるのは今春あたりでしょうか。



稼働開始まで2週間を切ったStage Felissimoのオフィス棟。



オフィスフロアの様子を見る限り、まだオフィス家具等が運び込まれている様子はありません。



オフィス棟のエントランスの周りの様子です。



南側の低層棟にはレストランやワイナリーもオープンする予定のようです。屋上のテラスは神戸港を一望できるでしょう。こちらも集客に寄与する施設になります。



南側の緑地には歩行者デッキの柱脚の基礎が出来ていました。



フェリシモ低層棟の奥には大階段が整備される予定ですが、まだ階段は運び込まれていないようです。



北側の歩道周りでも更に進展がありました。何故か撤去された筈の歩道に電柱が立てられていました。あくまでも簡易的なものだとは思います。



街路樹周りは植栽も施されるようです。またベンチや車止めのボラートも設置されました。



ステージフェリシモと神戸ポートミュージアム間にも植栽や植樹が行われました。



殺風景だった倉庫街が潤いある街へと変貌を遂げつつあります。



あそろそろGLION A-was Buildingの完成形の外観をしっかりと拝みたいものです。



足場の撤去が終わればしっかりと最終形のお披露目となるでしょう。



この新港町地区とメリケンパークやハーバーランドを連絡するロープウェイについて皆さんから賛否両論のコメントを多く頂いています。

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