本日で震災から25年が過ぎました。神戸経済の弱体化を大幅に加速させた大災害から四半世紀を経て、神戸は苦しみながらも次の成長へ向けて前進を始めました。これからの5年、そして10年が勝負の時です。この機会をモノにできなければ、衰退した地方都市として、ノスタルジーを感じさせる港町・観光都市になるしかないのかもしれません。
先週は三点式パイルドライバが住友不動産の住宅棟工区における地盤改良工事にて3機の三点式パイルドライバが投入されている模様をお伝えした三宮新港町計画ですが、更に続報があります。
なんと更にもう1機の追加投入がありました。黄色に塗られた2機が後から追加されたものです。
従ってこの工区に投入されている杭打機は合計4機となりました。
よって北側のA街区には現在、合計6機の三点式パイルドライバが稼働中で、とても賑やか現場になっています。これこそ「ザ・大規模再開発」といった感じが出てきました。壮観な眺めです。
南側のB街区では文化施設棟、フェリシモ本社の工区共に地中障害物の撤去工事が行われている模様です。粉砕されて取り出された地中障害物の瓦礫の山が出来ています。この日は日曜にも関わらず、フェリシモ本社の建設工事が行われていました。
文化施設棟の西側の仮囲いにもゲートが二ヶ所設けられました。本格的な工事が始まります。
ここまで本格着工に至った三宮新港町計画ですが、まだどの施設も公式の施設概要を発表していません。少なくとも年内竣工予定のフェリシモ、GLION本社、駐車場棟はオフィス機能のみならず、カフェやミュージアムも整備される為、何らかの発表を期待したいのですが、内容が固まるには、やはり年後半までは待たねばならないでしょうね。水族館についての続報もそろそろ欲しいところです。
三宮新港町計画 三点式パイルドライバはさらに追加で合計6機!
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もう四半世紀前の事になってしまいましたね。
昨今の景観云々もまぁ悪くないのですが、どうせなら最先端の防災技術を採用した先進防災都市とでも成れればよかったかなと思わずにはいられません。
神戸大学に寄付講座の設置や民間研究機関の誘致、最先端技術を用いる建築物に対して助成、防災・減災の面から考慮した都市設計など…
見栄えはあまりしなかったでしょうし、早急な復興のためにある程度仕方がなかったのでしょうけども、災害対策都市として世界的な注目と観光ではないビジネスでより高みに行けたのではないかと1・17ということで考えてみました。