各施設の建設工事が本格始動している三宮新港町計画・新港突堤西地区再開発。つい先日も新港第1と第2突堤間の水域の開発を検討するサウンディング型市場調査が広告されましたが、先行で工事が進む西地区では3点式パイルドライバ4機が同時稼働しています。
住友不動産の住宅棟では大成建設が2機の3点式パイルドライバが稼働しており、地盤改良工事を進めています。後方では日本建設が3点式パイルドライバ1機を使って、GLION本社ビルの杭工事が進行しています。3機以上の杭打機が同時に稼働する現場は恐らく神戸では旭通4丁目の再開発以来ではないかと思います。
遂に駐車場棟も本格着工しました。こちらも三点式パイルドライバとクローラークレーンが登場。恐らく場所打コンクリート杭の基礎となるのではないかと思います。
駐車場棟はタイムズが運営を行います。来秋のオープンを予定して建設工事が開始されました。無骨なパーキングビルではなく、カラフルで小洒落た大規模パーキングビルとなる予定です。
住宅棟の敷地で行われている地盤改良工事とは具体的にどのような作業なのでしょうか。超高層建築を支える為に軟弱地盤を強固にする改良作業かと推測します。東京や横浜の湾岸エリアの埋立地には数多くのタワーマンションが建設されていますし、神戸でも六甲アイランドやポートアイランドに超高層建築が複数存在します。
フェリシモ本社ビルの現場では三点式パイルドライバは既に役目を終えて撤去されました。ケーシングチューブと回転掘削機を使った作業が進められてきましたが、中央に数多くの瓦礫が見えます。地中障害物の撤去を行なっていたようです。銭高組がこの建設工事に着手する前にはかなりの工期を費やして解体撤去工事が行われいましたが、完全に障害物を撤去した訳ではなかったようです。
H形鋼が並べられていたので、いよいよ山留工事を進め、基礎の構築が開始される模様です。
フェリシモ本社と同時進行であれば、三点式パイルドライバ5機の林立する壮観な眺めが見られていた筈で、関電不動産開発の住宅棟も同時着工なら総勢7機にもなる可能性があっただけに少し残念です。しかし大規模再開発感が俄然と出てきました。GLION本社の杭工事完了前に文化施設棟が着工すれば、短期間で5機同時稼働を見られる可能性もまだ残されています。これだけの敷地の再開発で複数の施工者による工事は滅多に見られないので貴重な瞬間です。雲井通5丁目再開発もその敷地面積の大きさから3機以上の投入が見込まれます。
三宮新港町計画 3点式パイルドライバ4機が同時に稼働中!
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
何度もしゃしゃり出てすいません。
下記パブリックコメントの締め切りが今週の金曜日です。みなさんの意見を正当にパブコメに集めましょう。
お願いします。
神戸市役所本庁舎2号館再整備基本計画(案)に対する意見募集
https://www.city.kobe.lg.jp/a55197/2goukansaiseibikihonkeikaku.html