磯辺通4丁目の交差点にあった神戸ビル跡地で南株式会社が建設中のオフィスビルです。いよいよ防護シートが取り払われ、その外観が現れました。当ブログでこの計画を取り上げたのが4月。2-3年のスパンで進捗する超高層プロジェクトを普段から追っているので、半年で完成する建設工事はとても早く感じます。
北西の角には開口部の大きいガラスカーテンウォールとサッシュが採用されており、良いアクセントになっています。この部分がないとのっぺりとした印象の建物になっていたかと思われます。
外壁の仕上げもタイル調パネルの採用で高級感があります。完成予想パースでは外壁材の様子は描かれていなかったので、嬉しい予想外でした。
上空から眺める同ビルです。屋上は空調設備や貯水施設の他、緑化やウッドデッキ?が整備されているようです。ビル内就業者の憩いの場でしょうか。天気の良い日は気持ちが良さそうです。
フラワーロードの沿道から。真新しさが一際目立ちますが、すぐに風景に馴染んでくることでしょう。ファサードには大和ハウスのロゴが取り付けられています。同社の神戸支店は現在、御幸通のキリンビル内に入居していますが、この新ビル完成後にはこちらに移転してくるのでしょうか。リビングサロンも併設した一棟貸になるのかもしれませんね。
大和ハウスと言えば、建設中の同ビルに近接して聳えるタワーマンション「D’グラフォート神戸三宮タワー」を手掛けたデベロッパーです。神戸の都心に初めて超高層マンション開発を実現させました。地上42階 高さ151.97mで完成当時は日本一の高さを誇る免震ビルでした。現在でも同社が手掛けたタワーマンションで最高峰を誇っています。
話が脱線しましたが、ベールを脱いだ新ビルの姿は予想以上に好印象でした。欲を言えばもう3-4層程、上階があれば完璧だったのですが、このご時勢ですから致し方ないのかもしれません。建物の正式名称は再度、神戸ビルになるのでしょうか。竣工の際にはもう一度、取材を行って同ビルのプロジェクト追跡を終えたいと思います。
磯辺通4丁目計画 -南株式会社 神戸ビル跡地-
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