市役所24階展望ロビーを訪れた際、ウォーターフロントの開発用地に重機が置かれているのを発見!早速、現地に急行しました。
重機のあった敷地は再開発が予定されている新港突堤基部西地区のB地区と呼ばれる南側の街区です。
この街区には円筒形の水槽をメインアトラクションとした水族館とウェディングミュージアムやレストラン等で構成される商業施設と通販大手のフェリシモ本社ビル及びカフェが建設される予定です。
フェリシモ新本社屋の着工は同社から来年6月と発表されており、その他の施設も今秋着工だった当初のスケジュールから遅れていると伝わっています。一体、何の工事でしょうか。
現場にはクローラークレーンやショベルカー、そして鋼管が数本置かれていました。そして最も重要なのは左端にある黄色の機械です。これはケーシング掘削機だと思われます。全回転掘削機を使って敷地内に残る地中障害物の撤去を行うようです。
この場所にも以前は大型の倉庫が立っていました。この建物の基礎がまだ地中に残っているという事でしょう。解体工事は11月末までの工期となっています。
勇み足で現場に急行しましたが、本工事前の準備工事でした。本体工事の着工には必ず必要な工事ですので、まずはこの作業が問題なく完了する事を見守りたいと思います。そのまま本体工事に突き進んで欲しいのですが、工事の発注者は神戸市、施工者は松本建設ですので、土地の明け渡し条件として既存建物の全撤去が必要な事から、この公共工事が着手されたものと思われます。
メリケンパークから眺めた新港突堤基部地区。再開発が進むとかなりダイナミックな工事風景が見られるものと思われます。またプロジェクト完成後には都心のビル群に連なってそのインパクトは非常に大きいでしょう。ウォーターフロントの夜景の質と光の量向上にも大きく貢献する事が期待されます。早く本工事の模様をレポート出来るようになって欲しいです。現状ではやはり来夏まで待たなければならないようですが・・・。
新港突堤基部西地区再開発
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