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神戸市内9区の中で最も古く老朽化の進んでいた兵庫区総合庁舎と消防署を近隣の湊川公園内に建て替える為、昨春から建設工事が進められてきましたが、その完成日についてようやく8月13日と神戸市から発表がありました。当初の予定では今春の竣工を目指していた為、約半年遅れの完成となります。
区役所エリアの延床面積は現庁舎の1.5倍に拡大し、建物内には下記の市民へ開放された新施設が開業します。
デジタルサイネージによる区の魅力や市政情報などの情報発信や、イベントスペース・作品展示コーナーとして区民に開放。
音響や照明など、充実した舞台装置を有する区民ホールとして、現在の公会堂と同様に区民の様々な活動の場として利用。
全市で初めて、子育てに関する専門的知識を有する担当者が常駐する室内で子育て中の親子が気軽に集い、語り、子育て相談や情報提供を行う子育て広場を整備。
新庁舎の建て替えに合わせて今後、湊川公園の以下のリニューアルにも着手します。
常設屋根を設け、日常は子どもの遊び場(ふわふわドーム)として、イベント利用のステージが必要な時にはドームの空気を抜いて上部にステージが設置できる広場として整備。
公園の利用を促進するため、幼児を対象とした遊具広場やボルダリングなどの健康広場およびパークタウン側スロープを整備。
これらに加えて新庁舎の地下1階に連絡する湊川地下道も美装化によるリニューアルが図られます。壁面に導光板を取り付け、照明のLED化を実施します。
庁舎は今後、新消防署の建設を継続し、全体工事の完成は2021年度中とされました。
庁舎建て替えと公園再整備の公共事業セットで湊川・新開地の活性化を図る今回のプロジェクト。新長田と同様にその行方に今後の展開・動向が注目される事でしょう。
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