来年度の医療産業都市では目玉施設となり、実現が待ち望まれていたiPS細胞を活用した目の病気の研究と治療、就労支援を一体的に行う全国初の施設「神戸アイセンター」。10月の竣工を目指して建設工事が着々と進行中です。
現場では基礎工事が大詰めを迎えており、いよいよ地上躯体の建設に向けての準備が始まっています。すでに大型のクローラークレーンが敷地内に搬入されていました。
敷地の東側に目を向けると、すでに型枠が取り外されて完成した鉄筋コンクリートの基礎が広がっています。
規則正しく碁盤目状にならぶ基礎壁。L字型の敷地の後方ではまだ型枠が取り外されていないのでコンクリートの打設が完了したばかりかもしれません。コンクリートが乾いたら、いよいよ鉄骨建方が始まります。
建物の規模は地上7階建て。開口部にはガラスをふんだに採用した斬新な建物になる予定です。今年は医療産業都市内にこのアイセンターを含めて新たに3つの医療施設が開設予定です。先週お伝えした神戸イノベーションセンターも完成しますし、民間企業の進出も続いています。ポーアイ二期地区の集積度はますます高まります。集積によるシナジー効果がもっと顕著に表れてくる事に期待したいですね。特に関連企業の進出が増える事によって三宮をはじめとする都心エリアのオフィス需要に好影響を与えるようになってくれると、ようやく医療産業が神戸に根付いたと思えるのでしょうね。
(仮称)神戸アイセンター新築工事
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