三宮再整備

都心~ウォーターフロント間における連節バス等運行予定事業者募集



昨年10月に連接バスによる都心とウォーターフロント間のアクセス向上・本格運行の可能性を検討する為の社会実験が行われましたが、この度、神戸市は本格的に連節バス等運行予定事業者の募集を開始すると発表しました。


民間事業者の運営ノウハウや技術を活かした事業提案を募集し、運行予定事業者を選定します。その上で、運行予定事業者とともに詳細な運行計画を検討し、本格運行を目指します。



応募に関わる条件は以下が定められています。

  • 運行に係わる業務は、事業者が行うことを基本とする。
  • 事業コンセプトをもとに、事業者の専門的ノウハウや創意工夫により、自主運行が可能な運行計画を提案する。
  • 神戸市は、運行費用の補助は行わないが、必要と認められる支援を行う。


社会実験の際のルートはJR三ノ宮駅前を起点に新港地区、中突堤、ハーバーランドを循環する形で運行されました。基本的に新港町、メリケンパーク、ハーバーランドと都心を結ぶ事も必須条件となります。



都心循環バスとしては既にシティループが運行されていますが、これとの相乗効果も提案には求められています。予定としては2021年4月からの運行開始とし、運行期間は3年間。最終的には将来のLRTやBRTの導入の布石として位置付けられています。運行本数に左右される利便性の高さが成功の鍵を握るのではないでしょうか。割安な運賃で循環運行していれば私も取材の足として利用価値が高いと判断出来ます。前回の社会実験では神姫バスが同社の保有バスを提供して実施されました。既存の路線バスや観光バスの運行会社からの応募が出てくるのか。はたまたスタートアップが斬新なアイディアを提案してくるのか。6月中旬には先行結果が通知されます。
関連記事
JR三ノ宮新駅ビル

三宮駅歩行者デッキ設計競技(コンペ)審査の結果が発表される! 中央復建コンサルタンツ/安井建築設計事務所/ジェイアール西日本コンサルタンツが最優秀作品を獲得

2021年6月2日
こべるん ~変化していく神戸~
神戸市は昨年10月に「新たな神戸の玄関口にふさわしい上質で洗練された空間をつなぐ歩行者デッキ」をテーマとした三宮駅周辺の歩行者デッキ …

POSTED COMMENT

  1. イセ より:

    進展したと思います。
    しかし、ウミエまで来るのなら
    神戸駅にもルートに入れて欲しい。

  2. sirokuma より:

    新港町と中突堤エリアへのアクセス改善なら逆回りは必須。また、2号線京橋交差点付近にバス停が欲しいですね。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です