スポンサーリンク
生田新道は神戸サウナ&スパの西隣にあるトラスト新道パーキング。2階建の自走式立体駐車場です。土地の保有はこれまではレストランを経営するTSインターナショナルでした。
この新道パーキングですが、今月末は10月30日(火)に営業を終了し、閉鎖されます。すでに読者の方からは9月に同パーキング敷地内で地質ボーリング調査を目撃したという情報も寄せられていました。
生田新道に面した間口は約20〜30m程でしょうか。
しかし南北の奥行きはかなりある土地です。80m位はあるでしょうか。
以上の事から敷地面積は1,500〜2,000平方メートルはありそうです。
この敷地には新たにホテルの建設が計画されているようです。このまま駐車場閉鎖後、すぐに建築工事が着手されると良いのですが、ボーリング調査が9月でしたので、三宮1丁目の関電不動産の事業用地のように、事業主の傘下会社のパーキングに暫定的に切り替えて着工まで暫く駐車場を続ける可能性もあります。しかしホテルは2020年のオープンを予定しているので、遅くとも来春には着工するでしょう。
この駐車場の目と鼻の先にはホテル・ザ・ビー神戸がありますし、その北隣には建て替え工事をスタートさせるホテルモントレ神戸跡、斜向かいには一昨日、起工式を開催したばかりのアパホテル神戸三宮駅前が立地します。2020年には生田新道界隈が俄かにビジネスホテル激戦区に様変わりします。この内、4軒が新築となるので、既存ホテルは苦戦を強いられる事でしょう。ザ・ビーは藤田観光から星野リゾート傘下に移りましたが、建物の老朽化が顕著ですので、周囲の状況から建て替えに踏み切る可能性もあるのではないかと注視しています。
新道パーキングについては「建築計画のお知らせ」が掲示される日を楽しみにしていることろです。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
位置的にここに出来るのなら予定されている三菱系のロイヤルパークホテルかと思いますが、周辺は飲食歓楽街なので宿泊特化型ホテルの立地に最適ではあるんでしょうね。
今後、阪急三宮駅ビル、JR三ノ宮駅ビルや雲井再開発ビルなどでもホテル立地が予定されているので周辺一帯は中規模ホテル乱立になりそうですね。
神戸のインバウンド需要が低いのもそうですが、半日ぐらいで観光できるコンパクトすぎる神戸の観光要素の薄さが災いしています。
これから都市ホテルの立地を推進していくのであれば、この現状の観光要素の厚みをどれだけ増やしていけるかが課題でしょうね。JR駅ビルの概要が発表されないのは観光客の食い合いになるのを恐れた現状にあると思っています。
生活環境の良さが都市力評価6位の実績につながったと思いますが、市民の暮らしやすさと観光活性化は相反するところがあるようですが、まずはインバウンド客を受け入れる度量の深さを神戸市民が持つことが、すべての開発案件をアクセラレートさせる重要な要素かと思います。
神戸の快適さは観光客の少なさによって保たれているという皮肉な形ですね。大阪や京都ほどでなくとももうすこし賑わいが欲しいものです。
パーキングで殺風景だったのでホテルが出来ると景観が締まりますし華やかになりますね
上から見るとこのパーキングの南で線路のすぐ北側の区画もなんだか気になります
この辺りはまだ結構、暫定用地が多いので、今後、ホテルが増えるかもしれませんね。
閉鎖後は会社が変わって、また駐車場運営が始まりますよ。
暫定なので期間は短いかと思いますが。
やはりそうでしたか。これで運営会社名が出るので、進出ホテルも開示OKとなります。