新神戸・北野

JR新神戸駅構内に「トレイルステーション神戸」が開業 様々なサービスを提供する登山支援拠点



神戸市は新神戸駅を都心に立地し、六甲山系への登山やハイキングの出発拠点として位置付け、拠点施設の整備を行うとしていましたが、この施設が新神戸駅構内1階に完成し、稼働を開始しました。



その名も「トレイルステーション神戸」。愛称は「トレコ」。神戸の山へ訪れる全ての方へ山を気軽により安全に楽しんでいただける様々なサービスを提供する登山支援拠点として営業しています。



トレコは登山をした事のない初心者も気軽に立ち寄り、利用する事ができる施設です。



トレコにて提供されている登山者向けのサービスは以下となっています。

  • 登山用品レンタル
  • 荷物預かり
  • 登山グッズの販売
  • ウォーターサーバーの設置
  • イベントの開催
  • 休憩スペースの提供


またカウンター内には、山を熟知したスタッフが常駐しており、丁寧に説明をしてくれるとの事。



新神戸駅コンコース1階の東側エントランス側にあり、トレコからすぐに登山口へと向かう事ができる登山最前線に立地しています。



旅行者が布引の滝を見に、プチハイキングに行くのにもここが最寄りの登山口。利便性が非常に高い立地です。



登山は神戸における重要な観光要素です。都心近接型で利便性が高いながら、本格的な登山も楽しめる全国でも稀有な要素です。これを重要視した神戸市は「神戸登山プロジェクト」を始動させました。トレコの設置はその一環です。




新神戸駅1階は、観光客の回遊拠点としての役割も果たしており、高速バスや観光バスが乗り入れる出発点となっています。



2025年の完成予定である新神戸駅前の再整備が完成すると、バスの発着場は2階に移設され、より利便性の向上とシンボリックな空間を有する観光拠点へと生まれ変わる予定です。神戸空港との行き来も頻繁になる事でしょう。国際空港から直接、新神戸にやって来て、トレコを介して六甲山への登山を楽しむ訪日客も現れるかもしれません。

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POSTED COMMENT

  1. こまったちゃん より:

    折角の立地ですから、山登り・ハイキングに限らず、広く六甲・摩耶でのアクティビティのゲートウェイになると良いですね。

    その点では、前のバス停から摩耶ケーブル下や六甲ケーブル、山上や大竜寺、森林植物園などにも行けるようになると、バスで行った先からハイキングで降りてくるなど、活動が面的に広がってくるので良いでしょう。

    同時に、ステーションも複数個所に設置してサービスネットワークにできると、例えば新神戸から手ぶらでのぼって、登った先のホテルかステーションに荷物が届いているとか、いろいろできそうです。

    新神戸駅に行けば六甲・摩耶にかかわる体験はなんでもできる、という風な核になってほしいですね。

    ーー
    ただし、新神戸駅の再整備の中心は2階なので、2階の混雑が増える一方で一階はさらに閑散とする、という話になるかもしれません。

    今でも2階コンコースの賑わいと、1階(とコトノハコ)の閑散にはギャップがありすぎなのですが、解決されないどころかひどくなりそうです。

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