大規模改修工事とコロナ禍以降に空室となっていた1-2階メゾネットフロアに新規テナント出店を目的とした内装工事が進められてきた鯉川筋のHK元町ビル。ファサードをカーテンウォールに覆われたスタイリッシュなビルです。

1-2階に本日オープンするのはCalvin Kline神戸店。路面店となるエントランス上の2階外壁中央に大型デジタルサイネージが設置され、都会的な外観で、鯉川筋に新たな賑わい生む拠点としての役割が期待されます。

鯉川筋には今年、多くの新店舗が開業しました。その多くがフッション関連の物販店がオープン。その怒涛のラッシュを締め括ったのが今回のCKとなりました。

神戸市内のCKは神戸阪急、垂水の三井アウトレットパークに出店しており、元町で3店舗目です。CKと言えばかつて一世を風靡したブランドですが、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の中にも登場しました。

2020年までは日本での事業はオンワード樫山が展開していました。最近では9月に世界最大の旗艦店を原宿にオープンし、昨年にはパリ、今後はニューヨークにも旗艦店を開業予定で、グローバル展開を強化しています。

昨年より新規に完成したテナントビルの空きは埋まりにくい状況が見受けられていましたが、1階の空室は埋まる傾向が強まっており、これまでとは異なった底堅い需要が高まっています。盛り上がりは新規の開発や建て替えにも波及します。都心商業の活性化は喜ばしい事です。
HK元町ビルに「Calvin Kline神戸店」が本日オープン!鯉川筋のオープンラッシュを締め括る
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

