先日、日本真珠会館で外壁改修の工事が始まった様子をお伝えしましたが、再度現地を訪れるともう工事は完了していました。ぱっと見て何が一体変わったのか分かりません。何を改修したというのでしょうか。
よく見ると南面3階部分の外壁がタイルからコンクリートの壁に変更されています。2階部分は今まで通りのタイル壁のままです。
推測するに、タイルの痛みによって剥がれが懸念されていました。落下でもして通行人に当たってしまったりしては大変です。ならばとりあえず暫定的ではありますが、老朽化が進んでいるタイルを削り落として塗装しておけば当座は凌げます。いずれは解体される事が決まっている建物。ただその時期はまだ年単位で先のことなのでしょう。よってその間を凌ぐために最もコストの掛からない方法で応急処置を施した。と、勝手に推測してみました。
真珠会館から目と鼻の先の距離で解体中の三宮伊藤町ビル北館・南館。跡地には和田興産が19階建ての分譲マンションを計画しています。南館の1階部分の外壁は仮囲いでは覆わずに露出させているのには何か意図があるのでしょうか。
解体は順調のようでだいぶ低くなってきました。解体工事完了は5月末。あと4ヶ月足らずで完全に姿を消します。
恋川筋沿いに立つオフィスビル「三井神戸ビル」。地上8階・地下1階建ての賃貸オフィスビルで1986年の竣工です。東京スター銀行が1階に入居しているこのビルも足場と仮囲いに覆われ始めました。
流石にこのビルの場合は解体工事ではなく、外観の大規模修繕計画が進められるようです。さて、どう美しく生まれ変わるのでしょうか。完成が楽しみです。旧居留地の一画を占めるので、個人的にはクラシックな要素を足して欲しいですね。
最後は南京町前から仲町通にズーム。この角度でワコーレシティ神戸三宮が見えるのには少し驚きました。
旧居留地界隈の話題
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初めてコメントします。いつも、拝見してます。
やはり、取り壊しされるらしいです。
今回は外壁の補修と最上階の真珠取引所(会議室)の改修工事(壁張替え、照明器具、放送設備の更新)などで、一時的な工事だそうです。
参考になればと思ってます。
近代建築が好きな私でも正直言ってこのビルだけは保存する価値は無いと思ってます。
つくづく元町の旧住友銀行ビルが取り壊されたのは残念です
居留地入り口の老朽ビル群の残る三宮3丁目周辺も変化のきざし?
カンデオホテル、ゼロゲート進出に続き、
BALのアネックス棟(コーチ跡)が解体工事中です。
京都のBALみたいになるといいですが。