神戸三宮阪急ビル

緊急速報 『1月11日に神戸阪急ビル東館一斉閉店! 建替計画が動き出す!?』

hankyu28.jpg

昨日、神戸阪急ビル東館の店舗が来年1月11日に閉店するとの情報を頂いたので、同ビルを緊急取材してきました。現場には建物の至るところに『神戸阪急ビル東館』店舗営業終了のお知らせが掲示されていました。

掲示日付は12月7日。各テナントも公式ホームページで店舗閉店を発表。

いかりスーパー阪急三宮店
ブックファースト三宮店
COLORFiELD三宮店
タリーズコーヒー阪急三宮店
住友不動産新築そっくりさんリフォームカウンター三宮
H.I.S. 阪急三宮駅営業所

hankyu21.jpg

20年。非常に長かった20年です。ただよくよく考えてみるとこの1月の営業終了は予測できていたはずなのです。前回、阪急の駅ビルを当ブログで取り上げたのが今年の7月。住友不動産新築そっくりさんリフォームカウンター三宮が期間限定で開業し、来年1月11日までの営業であることをお伝えしました。その際にも来春には解体開始かと予想を立てました。しかし報道では震災20年の今年着工を目指すと報じられていた為、期間限定とはいえ、来年まで営業する仮店舗が開業したことで年内着工は無くなったという思いが先行してしまって、冷静に1月11日という日付を受け止めていませんでした。

そしてその1月11日というトリプル1の日付を以て、神戸阪急ビル東館がその営業を終えることなります。

しかしなぜ阪急は公式ホームページで未だにこの決定を発表しないのでしょうか。まだどのメディアもこの件を報じていません。神戸における一大事です。

細かい事はひとまず忘れて、この次の動きに対して心が踊ります。建物の解体が次のステップですが、ビルは東口改札と直結していますし、神戸阪急ビル西館にも隣接しています。どういう形で解体と建て替えを進めるのでしょうか。

hankyu29.jpg

東館の平面図です。

2013年7月に朝日新聞が報じた新ビルの概要は

☆高さ100メートル超に高層化。

☆低層階には「三宮のシンボル」と言われた阪神大震災前のビルの外観を復活させる。早ければ2014年度にも着工し、3年程度で完成するとみられる。

☆新ビルは25階建て以上。地下1階から地上3階には商業施設、そこから15階程度まではオフィス、その上にホテルを入れる方向で調整。

☆低層階の北東角には先がとがった円柱形の塔のような震災前の外観を採用。アーチ形の装飾を施して全体的に丸みを帯びたデザインを検討している。上層階は箱型のビルにする。

阪急からの公式発表が待ちきれません。



関連記事
神戸三宮阪急ビル

神戸阪急ビル増築工事 ホテル階(16-17階)の鉄骨建方・15階塔屋構築中 アルミカーテンウォール取付も開始

2020年3月16日
こべるん ~変化していく神戸~
順調に建設工事が進んでいる神戸阪急ビル東館の建替計画。鉄骨建方は遂にオフィス階から機械室となる16階、ホテル階レセプション階となる17階 …
神戸三宮阪急ビル

サンキタ通り道路改良工事 生田新道とのアクセス部分も完全封鎖 工事着手は街路全域に広がる

2020年11月13日
こべるん ~変化していく神戸~
リニューアル工事も中盤に入ってきたサンキタ通りの道路改良工事。遂に未着手だった東側の生田新道との交差から直角カーブを経て高架下通路までの …
神戸三宮阪急ビル

神戸三宮阪急ビル/EKIZO神戸三宮 開業前1週間!最終仕上げと開業準備が続く特集 一部店舗は4月22日(水)に先行オープン予定

2021年4月19日
こべるん ~変化していく神戸~
いよいよ開業まで残すところ1週間となった阪急神戸三宮駅ビルと駅舎を含めた一連のリニューアルプロジェクト。この過去6年の取材がようやく …
神戸三宮阪急ビル

さんきたアモーレ広場が完成!緊急事態宣言解除によっていよいよ三宮北側再開発の本領発揮効果が表れてくるか!?

2021年10月18日
こべるん ~変化していく神戸~
神戸三宮阪急ビルの再開発に関連して進められていた最後の開発プロジェクトであったさんきたアモーレ広場が遂に完成を迎えました。 2 …

POSTED COMMENT

  1. 夢想家 より:

    1.17の前には何らかの発表が有ると思います。
    できれば社長の年頭の記者会見で、市民へのお年玉として詳細を発表してくれれば嬉しいですね。
    理想は、商業施設5F、オフィス10F、ホテル10Fの25階建ての
    120mですが、現実は3F,5F,10Fの18階建ての90mぐらいですかね。
    あまり高さを期待すると、がっかりしますので、デザインに期待したいところです。
    とにかく発表を待ちたいです。

  2. ひろチャソ より:

    JRより阪急の方が先に動きそうですね。
    阪急の場合、どの程度の高さの建物になっても今よりは確実に大きくはなりますので駅前の風景は変わるでしょうね。
    でもやはり当初のように100mのビルにしてほしいですねえ。
    姫路のモントレみたいにどんどん規模縮小されていくようなことがなければいいですが。

  3. MY より:

    動きがあって嬉しいですね
    阪急さんの発表を楽しみに待っています

  4. 匿名 より:

    でも、例えば震災前のように阪急駅の上を利用した建物が復活するのでしょうか。そうでなければやはりせせこましいイメージはあります。逆に姫路のモントレは、広すぎるぐらいのスペースに、建設費の高騰で規模が縮小しているのですからね。[太字]太字の文[/太字]B

  5. kingi より:

    取り壊しだけは決まっているけど新ビルの具体的な計画もスケジュールも
    決定していないという最悪のシナリオもありえます。
    私はここの皆様と違って阪急には一切期待も希望も持っていません。

    逆に過去、あれだけ神戸のイメージを悪化させることに腐心してきた阪急に
    いまだに期待している方が多いことに驚きます。
    このビルも社長が「神戸の皆様が期待している規模にはならない」と
    明言しています。

    今のプレハブよりはマシですね、くらいのスタンスで待っていたほうが
    ショックが少ないと思います。

  6. hs より:

    駅前の魅力ゼロの神戸…どうにかしてほしいですね
    三宮、元町、神戸
    駅前はどれもパッとせず
    街づくりって難しいですね

  7. sirokuma より:

    阪急には期待したいですがいかんせんこの面積じゃねぇ。この規模だと出来ることは限られてきますので阪急も力の入れようがないかも知れませんね。
    私は、JRと一体で開発して欲しかったな、低層階(駅改札や商業フロアー)で二つのビルを線路と道路をまたぎシームレスで繋ぐようなビルを検討して欲しかったなぁ。
    このところ、神戸市でも建替・再開発が活発化してきました。街がきれいになるのは良いのですが、どれもこれもコンパクトと言いますか小っちゃくて…せめて駅前位はもっと頑張ってほしいもんです。

    素晴らしい開発をしようと思うのならば、阪急やJRの個の力に頼るだけでは到底無理で行政がもっと積極的にこの事業に関わり、大胆かつ現実的な駅前利用についての提案を行い。それに向けた都市計画の変更や規制緩和など行政側の裁量でできることは総て行う用意がある、必要であれば国とも掛け合う。との提示を行い、関連各社が開発意欲を湧き立たせるよう仕向けることが必要でしょう。トップのリーダーシップが問われる場面なんですけどねぇ。

  8. ひろチャソ より:

    阪急というより今の市長になってから停滞してる気がしますねぇ。
    三宮は頑張らないと、駅前は姫路や尼崎にも負けてしまいますよ。
    姫路はすごい勢いで開発が進み、尼崎も阪神JRともに高層マンションが建てられていますし。
    兵庫を盛り上げるためにも、神戸がこれでは頼りないので、知事ももっと全面に出てほしいです。

  9. T より:

    良くも悪くも、ごちゃまぜ感が神戸の特徴ですよ
    老朽化したビルなどは建て替えるべきですが、ごちゃまぜ感はどうにもなりません
    それは特徴として受け入れたほうが良いと思いますよ
    市長も色々と動いていると思いますし神戸の課題は他にもたくさんあります

  10. orb より:

    はじめまして。阪急三宮駅ビル建て替えについての記事がありましたので、紹介させて頂きます

    阪急三宮駅ビル1月閉店 全店舗、建て替え控え
    ttp://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201512/0008637573.shtml

    100m以上・27階ほどの予定だそうですが、この通りに進めば120~130mぐらいでしょうか
    とにかく、出来るだけ早めに着工して欲しいものですね

  11. kingi より:

    やっぱり恐れていた通りというか、
    予想通りというか、いまだに最終決定すらしていなかったんですね・・

  12. B より:

     1931年他都市も羨む高架化を完了させ、今となっては狭苦しいが、戦前既に駅周辺ををすっきりと整理させていた三宮であり、今姫路や尼崎が大変貌を遂げているのは遅れること80年です。
     ここにきて三宮はリニューアルの時期を迎えましたが別に駅をまたぐ構造物や線路を地下にしたりしなくても、他都市に先んじた功で、少しのリフォームで神戸らしい素敵な空間が生まれるのではと思えてきました。
     例えば神戸阪急ビル東館から交通センタービルまで1Fをフラットにするだけですっきりした阪急東口・JR西口コンコースが生まれます。
     現在の阪急東口・JR西口は改札が中二階で天井が低くおまけに段差もある狭いコンコースでこれが県都の玄関かと思いますが、1階の店の部分を連続したコンコースにして阪急・JRの改札を1Fに下げるだけで、さんきたアモーレ広場(凸凹公園)からマルイ前横断歩道までが、JR・山電明石駅の連続コンコースみたいにすっきりするわけです。 どでかい駅を作るばかりでなく、同じお金をかけるなら、リフォームして神戸らしい品のある駅にするのも一つ、と思えきました。

  13. カン より:

    ただ一つ言える事は、


    あの「三宮再開発30年構想」はなんだったんでしょうか?
    ということです。

    これって、阪急は神戸市が税金と手間ひまをかけてちまちまと築きあげてきたビジョンを一顧だにせず蹴り飛ばしたということですよね。

    相変わらず久元市長は、ご自身のブログに長々と暇をあかせて読みあかした小説の読書感想文をアップするほどのKYですし

    JRは一切三宮駅ビルの話をしなくなりましたし
    一体神戸はこれからどうなってしまうのですかね・・

  14. 名が無し より:

    Tさん
    毎回必死に書き込んでるのを拝見しますがごちゃまぜでない都市なんてどこにもないですよ
    少なくとも日本には

B へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です