神戸新聞はumie(ウミエ)開業最初の週末であった20日、21日の2日間の来場者合計が26万人に上り、売上高も予測を上回ったと報じました。まずは順調な立ち上がりとなったようです。
umie(ウミエ)から1日遅れてオープンした神戸アンパンマンこどもミュージアム&モールは横浜、名古屋、仙台に続く4番目、西日本では初の開業です。
JR神戸駅から同ミュージアムへのアクセス路となるガス燈通りはアンパンマンストリートの別名称を付与。神戸駅改札付近では「アンパン、食パン、カレ~パ~ン♪」とアンパンマンソングが流れてました。路面には各登場キャラクターのイラスト入りタイルが登場。
そしてメインはミュージアムの道のりに設置された10体の石造です。種類はメインキャラクターのアンパンマンの他に
ドキンちゃんや
バイキンマンが並びます。これらの石造と記念撮影をする親子やカップルも見受けられました。
私が勝手に台座と思っていた物は花壇でした。
神戸アンパンマンこどもミュージアム&モールは地上3階建て、延床面積約5,000平方メートルの建物で、1階に入場無料のショッピングモール、2階が有料のミュージアムで構成されています。
同ミュージアムが誕生する前、この敷地にはモザイクガーデンと呼ばれるミニ遊園地が存在しました。
同じくファミリー層に魅力的な施設ではありますが、集客力は雲泥の差になることでしょう。初年度は有料施設部分で60万人の集客を見込ます。
敷地内の建物周囲にはプロムナードが整備されました。
ガラスを多く採用している正面ファサードと比較して裏側はコンクリートパネルのみでなんとなく荒削り感がありましたが
アンパンマンとバイキンマンの巨大なイラストが壁面に登場。
入場者は正面入り口から並びますが、その列は大階段を経て、建物裏側へ…
ズラ~リと一列に整列です。
最後尾はほぼ建物を3/4周した大観覧車近くまで伸びていました(1時間半待ちだったようです)。
堂ミュージアムのホームページにはリアルタイムの混雑状況が把握できるようになっているので、確認してお出かけされた方が良いかもしれません。まあしばらくはこの状況に変化はないでしょうが。
施設は新設された建物だけでなく、モザイク南端部でゲームセンターがあった場所もミュージアムの一部として再整備されました。メイン施設は「ジャムおじさんのパン工場」です。
ここはアンパンマンのキャラクターを食すことができるパン屋さんになっています。もちろん現在はこの通り。パンを購入するにも長い列に並ぶ必要があります。
店内に入るまで10分程。ショーウィンドウの中では焼かれる前のパンがベルトコンベアに流れています。もちろん本物ではありませんが。
店内に入ると、パンの買い方をスタッフさんが説明してくれます。と言っても、置いてあるカードを取ってレジに持っていくだけですけど。各キャラクターのパンが勢揃い。ただ店内にディスプレイされているパンは全て作り物です。
こちらが注文カードです。
そしてこちらが実際に購入したパン。ディスプレイと見た目はほとんど変わりませんね。目や顔のパーツはチョコレートで描かれています。味は・・・普通ですかね。前にも述べましたが、神戸のミュージアム限定で、神戸のパン屋とタイアップしてご当地グルメになる位、おいしいアンパンマンを作って欲しいです。
ミュージアム1階正面はウッドデッキになっています。
2階デッキに続く階段下はオープンテラスです。その奥のモザイク1階部分は、アンパンマンテラス神戸。アンパンマングッズが購入できるショップです。
施設1階は入場無料のモールです。吹き抜け空間のあるモール内には様々なショップ、レストラン、カフェ、ヘアサロン等、アンパンマンにまつわるお店が集結。
モール内からはスロープを使って2階へアクセスできますが、この日は2階→1階の一方通行でした。
ドキンちゃんカフェです。サンドウィッチやハンバーガーを販売。
同時リニューアルした大観覧車。色使いがアンパンマンですが、それ以外はアンパンマンとの直接の接点は無いのかと思っていましたが・・・
1-2台のゴンドラはドキンちゃんゴンドラでした。
広場前から覗む神戸港。開放感たっぷりで気持ちの良い空間です。
さすがに大人だけで2階のミュージアムに入る気にはなりませんでしたが、もう少し空いてきたら、一度は覘いてみても良いかもしれません。
ハーバーランド再生の顔ぶれが揃いましたが、umie(ウミエ)にはまだこれからオープン予定の施設や改装計画も控えており、数段階に分けての話題提供を続けていくことができます。
大丸梅田店は都心百貨店らしからぬという一部の疑問の声をよそにポケモンセンターやユニクロを誘致して大成功を収めました。今やファストファッションの最大集積地は高級路面店街の銀座です。梅田や天王寺に押されている心斎橋の開発の切り札もファストファッションブランドの集積です。ファミリー、ファストファッションという組み合わせは今や、成功する商業施設、商業地の代名詞となりつつあります。
ハーバーランドは周辺地域のマンション開発も急ピッチで進められており、将来的にエリア人口の急増が期待できます。東京・豊洲のショッピングモール「アーバンドック ららぽーと豊洲」も一時は開業当初の勢いを失いましたが、周辺地域のタワーマンション急増で息を吹き返したと言います。ハーバーランドも周辺地域からの集客を維持しつつ、西日本に一つしかないアンパンマンミュージアムをテコに広域圏からの集客も見込めます。まだまだ伸び代はあると言えるでしょう。
神戸アンパンマンこどもミュージアム&モール開業特集
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私はこの場所にアンパンマンミュージアムが来たことは好ましいと思っておりません。
それは、元々ハーバーランドは港(岸壁)だからです。
アンパンマンミュージアムの近くにはコンチェルトの発着場があり、
発着場を含め高浜岸壁には、車止めがあるものの一部を除いて基本的には柵がありません。
これは、高浜岸壁が港だからです。
子供を監視下に置かないバカ親が、柵がないことを「危ない危ないと」騒ぎ出して、
かもめりあの前の岸壁のように柵を設置し出すのではないかと危惧しています。
岸壁にひとたび柵が設置されれば、港の景観が変わってしまいます。
ハーバーランドは元々は港。後から来た施設やそこに来る客のために本来の機能や景観が失われるのではないかと大変危惧しています。
素敵なブログですね。
ヾ(@^(∞)^@)ノ
柵がつきかねない意見は同感ですね。
アンパンマンに物凄く期待している神戸市は、アンパンマンの利用客からクレーム受けたら景観考えず平気でやりかねませんね。もしもやるならやるで最大限景観を考慮してほしいですが、日本の行政がそんなこと出来る能力ありませんし。
まあ、今まで沈んでいたハーバーにようやく光を取り戻してくれた施設ですから、全て否定も出来ませんから、市、umie、アンパンマン、その他周りの沈んだままの施設がこれからのハーバーをよりよくするために協力してくれることを期待します。
法律の事よくわかりませんが免責施策で乗り切って欲しいです貸しガレージみたいに
ハーバーの再生はウミエ だけでは実は長続きできないでしょう おそらく成功の手法を神戸近隣都市にイオン様が波及導入するはずです 広域商圏を目指さないと本格再生できないと思われるハーバーにとっては 自己のもつ強みをあまり他には広げて欲しくないですよね でも ミュージアムはそれより多展開は遅いはず 向こう五年は商圏を確保できると思います
私の言いたいのはアンパンマンミュージアムはここが最適だったと言うことです 西区や北区の丘陵地 ポーアイ 三宮のど真ん中 いやいや 神戸なら海です それがハーバーじゃないにしても ウォーターフロントであったのは事実で 神戸に存在する意味を最大化できる場所なのです
行政及び施設関係者は バカな 御意見を知恵を絞って乗り切って欲しいです
いつも楽しく見させていただいております。
私も、アンパンマンには期待していたのですが、
中身は微妙という意見を聞きました。
入場料が1500円かかり、親子4人で行くと6000円掛かります。
また、フロアーもワンフロアで、再入場も不可です。
プレオープンでも、近隣の幼稚園、保育園の親子が
招待されたのですが、期待はずれで、
もう行かないかなという意見が多数みたいです。
ファミリオに、新しい何かができないか、期待しています。
ヨドバシカメラがこないかな。
横浜の施設は、最近再入場できるように施策が変更されたように思います。
神戸の施設も、ある程度期間が過ぎれば同じ施策がとられると思いますよ。
横浜の施設も名古屋の施設も、商業施設が近くに有るとはいい辛いですから
umieが隣接しているハーバーランドの施設に再入場制度を儲けるのは、
むしろ理にかなってると思います。
その施設が楽しいかどうかは、周りの熱狂ぶりや楽しみ方にも大きく左右されると
思います。タダで入れてもらった上に、子供しか楽しめない設備を大人が俯瞰で
眺めて冷めた意見を感想をここで開陳するよりも、GWやオープン時に1時間近く
並んでちゃんとお金を払って入って、来たくて来てる人だけが居て、思いっきり
楽しんでいる様を近くで見るのとでは、得られる感想も自ずと変わってくると
思います。
僕は神戸に住んでいますが、名古屋のアンパンマンはそれ目当てに3回行きましたよ。
神戸の施設は、名古屋のそれを大きく上回る規模と豪華な設備をふんだんに備えています。
広く西日本全域から来てもらえる施設がせっかく出来たのですから、ヨドバシがどう
というよりも、せめて地元の人間が盛り上げていきませんかと思うのは僕だけでしょうか。
写真がとっても上手で、いつも楽しく拝見させていただいております。
今後も更新を楽しみにしております。
そうですね。
キャパ的には横浜より狭くて少しがっかりですが。。。
せっかく出来たミュージアムですから、
地元が盛り上げていかなくてはなりませんね。
umieも頑張って欲しいけど、イズミヤにもっと活気が欲しいですね。
阪急の頃から変わってないので。
たなかさん
そういった物の見方もあるのですね。確かに柵はあるよりは無いほうが良いですね。まあただこれまでもあの岸壁沿いに子供を集めるイベントも多々行われてきていますし、特に問題は起きていないので大丈夫ではないでしょうか。
山崎かずみさん
ありがとうございます。
pontaさん
神戸市は高潮対策であの一体に防潮壁を整備しました。一応、景観に配慮して窓を付けたり、壁面を煉瓦調にしたりしています。まあそれがどの程度の配慮としてみなされるかは未知数ですが・・・。煉瓦倉庫前のような木製の柵であればまだなんとか。
ながたるんさん
アンパンマンを誘致できたことは大きな宝ですね。ただ基本的にumieは他のイオンモールとは一線を画しており、中央卸市場跡のモールは通常のイオンモールになるはずです。umieは今後も新たなテナントをリーシングして進化をしていくのではないかと思います。
神戸ファクトリーさん
確かに1500円の入場料はちょっと高いかなと思いますが、施設の内容の良し悪しはどちらかと言えば子供が決めるのではないでしょうか。子供が良かった、楽しかったと思えば、また行きたいと親にせがむでしょうし、評価の低い内容であれば全国の他施設も流行っていないでしょうし。
カンさん
全くの同感です。何かと批判する人が多い中、なぜ地元の人間が悲観的な意見に徹して、盛り上げて行こうという町興し的なムードにならないのかという事に私は違和感を感じます。派手な物をあまり好まない神戸の土地柄がそうなのか、ネットでも今回のハーバーリニューアルに対して冷めた考え方が意外に多いのはある意味問題かなと。
こんにちわさん
ありがとうございます。頑張ります。
神戸ファクトリーさん
そうですね。一緒に盛り上げて行きましょう!私がこのブログをしているのもそうした一環ですから。
再入場できますよ。
晴れっ子さん
情報ありがとうございます。
こんにちわ、兵庫県出身、和歌山在住ですが・・・
名古屋ができる前より、
横浜のアンパンマンミュージアムに2回行っています。
一人1500円は高いです。
しかも、1才以上w
歩けなくても1才以上です。
アンパンマンは3歳までに一度はかかる、
アンパンマン教という宗教のようなものです!
久しぶりに三女が1歳半で入教したようなので、
この夏には帰省ついでに神戸のほうにいこうかなーと思っています。
ちなみに1家族いくと7500円!
でも、1歳のヨチヨチちゃんが、
「アンパンマン!アンパンマン!」と指差して
嬉しそうなところを見れたら親は満足なのです♪
幼稚園じゃ、もう卒教だと思うので、
ターゲットは3歳までだと思います。
3歳以下の幼児にはほどよい大きさなのです。
ちなみに、和歌山の未就園児家庭は
かなりの割合で神戸に赴いています。
集客効果はあると思いますよ。
岡山や九州からも見込めるのでは?
[絵文字:v-4]アンパンマンミュージアム神戸は広くて大きいと観覧車素敵横浜はどうなる神戸はずーと神戸はやはりアンパンマンが皆大好き横浜はバイキンマン好きな人が多く同じ港町アンパンマンの観覧車乗ってみたいあるのは神戸だけと聞きました