Jフロントリテイリングが発表した昨年度2025年2月期の大丸神戸店の売上高は984.04億円に達し、前期918.49億円から65.55億円・7.1ポイントアップとなりました。売上予想は973億円だった為、これをも上回る快挙を達成した格好です。
因みに大丸トップの座は引き続き心斎橋店で1,152億円。Jフロントグループのトップは松坂屋名古屋店で1,316億円です。大丸神戸店はトップ3の位置を維持しています。
快進撃の背景には、インバウンド需要を取り込めている事に加え、富裕層の獲得によって客単価も高い事が伺えます。大丸神戸店の昨年度の来店者数は約1,000万人で、グループ百貨店内では7位に留まります。
今期にはいよいよ1,000億を超える予想が立てられており、4ポイントアップの1,023億円が予測値として掲げられました。達成できると実に19年ぶりの快挙となります。
Jフロントリテイリングは、今後の中期経営計画にて、グループトップ2を走る松坂屋名古屋店及び大丸心斎橋店について、エリアでの「圧倒的プレゼンス」の確立の為、重点投資を行なって再開発を進める他、大丸梅田店の大規模改装にも乗り出しています。
全国でも1,000億を超える売上を誇る百貨店が存在する都市は現状、東京、横浜、名古屋、大阪の5都市のみです。ここに来年、神戸が加わる可能性が高く、大阪、名古屋での開発後には、グループ旗艦店の一つである大丸神戸店の「圧倒的プレゼンス」を確立する為の再開発に乗り出す事により、再整備が進む三宮への対抗措置を講じて欲しいと思います。
その布石はやはり大丸神戸店の近くに存在する再開発の種地・GSパーク神戸に打つ事によって、可能性を広げる事に繋がるのではないかと思います。元町は地理的には三宮以上にウォーターフロントに近接しているという利点もあり、GSパークはその結節点にも当たる立地です。この環境を活用して、大丸神戸店のポテンシャルを引き上げ、1,500億円を目指して欲しいと思います。
大丸神戸店の売上は今期には1,000億円の大台達成?更にその先を見据える
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大丸神戸店は駐車場を建て替えてほしいですね。
最近の車幅のある車に対応しきれていないのでとにかく狭いです。高級車が多いので余計に煩わしい感じです。
エレベーターも毎度待ちがかなり長いので正直あの使い勝手の悪さが来店の足枷になってる可能性はありますよ。
GSパーク、耐震性を口実に歴史的建造物を取り壊して何年駐車場やってるのでしょう。残念でなりません。沢山の観光客の通り道となっていますので何とかしてもらいたい。
センター街入口のボロビルといいGSパークといい
銀泉という開発意欲の無い企業に
重要な立地を抑えられてしまっているのが
本当にもったいない