東京スター銀行神戸支店開店

元町は鯉川筋沿いの三井日生ビル1階に東京スター銀行神戸支店がオープンしました。関西では大阪梅田に続く二店舗目、全国でも首都圏以外では七店舗目の開店です。同行は広島店をオープンしたばかりで出店攻勢を強めています。



元々、同ビル1階はノーリツのショールームでしたが、神戸駅前のHDC神戸へ移転した為、新たに同行が神戸支店を開設する運びになりました。

金融界再編によって次々とメガバンクが誕生し、支店の統廃合ラッシュが進んだことで、神戸の都心からも数多くの銀行支店が姿を消しましたが、ここに来て新たに支店の開設が相次いでいます。



国際会館に出店したのは英国に本拠を置く欧州最大手金融グループのHSBC。「HSBCプレミアセンター神戸支店」は関西初、国内でも七店舗目で店舗面積は国内最大だそうです。



計画・土地の取得から長年の構想を経て実現したのが播州信用金庫の神戸本部ビル。ビルのオープンと共に近隣ビルにあった三宮支店を本部ビルに移設。



旧三宮支店は閉鎖されたまま放置されています。いずれは売却されるのでしょうか。かわいそうに1階窓にはスプレーの落書きが・・・。三宮の一等地だけに有効な活用が望まれます。




なが?いお付き合いで有名な京都銀行も神戸支店を開設しました。通常、銀行はビルの1階もしくは2階に入店するのが常識ですが、神戸支店は新クレセントビルの8階に開設されています。




おまけでですが、神戸で銀行と言えばやはり三井住友銀行になるでしょう。旧居留地にある神戸本部ビルは元々太陽神戸銀行本店でした。三井銀行との合併後はさくら銀行と名前を変え、神戸を本店とする都市銀は事実上、消滅。名前からも神戸が消え、その後は住友銀との統合で現在のSMBCとなりました。しかしながら本店クラスの店舗として残され、現在も市や神戸を拠点とする一流企業の取引銀行として不動の地位を守っています。