3ヶ月ぶりにお伝えするザ・ライオンズ神戸ハーバーランドの建設状況です。先日、日経新聞でハーバーランドの現況と課題が記事となっていました。記事の主な内容は初の民間分譲住宅建設やレジャー施設の進出を足掛かりにハーバーの再生が進み、バラバラだった各施設の管理者が活性化に向けて「ラストチャンス(?)」としてようやく足並みを揃え始めたといった内容でした。凍結された三菱地所の計画にも言及していましたが、今後の事は一切触れず、目新しい内容は特にありませんでした。
さて、ザ・ライオンズ神戸ハーバーランドは完成後、地上15階建てとなりますが、すでに15階の躯体工事に取り掛かっており、サンライトステージと呼ばれる南西側の棟の棟上はまもなくかと思われます。
低層階の一部は防護シートが取り払われており、外観が露になっています。想像以上に明るい色調のタイルが使われているようです。完成予想パースではもっとグレイ掛かった色という印象がありました。
はねっこ広場越しに眺める様子も、高さが増すに連れてだいぶ様になってきました。分譲中ですが売れ行きはどうなんでしょうね。
やはり購入を検討される方の最大の懸念は東側で計画される三菱地所の物件が今後どういった形で再浮上するかということではないでしょうか。ウォーターフロントの眺望は何にも変え難いステイタスです。これらの敷地の上空には防衛省のマイクロウエーブが通っており、これを遮る形で建物を建てることはできません。地所の敷地も北側にこのウェーブが通っているので、以前計画されたタワーは敷地南端に建てられる予定でした。
マンション市況は回復基調にあるということなので、ライオンズの売れ行き次第では近い将来、地所の計画が再始動する可能性も高いかもしれません。
それにしても、プロメナ前のDUO神戸入口エスカレーター設置工事はいつになったら完了するのでしょうか。具体的に工事完了時期が掲示されているでもなく、工事が進捗しているような感じもありません。
三菱地所と言えば、以前、中山手通2丁目のマリナーズ厚生会病院跡地に(仮称)中山手通二丁目計画新築工事なる建設現場の出現を報じましたが、この計画の概要が建築計画のお知らせ掲示で明らかになりました。
三菱地所大阪支店が手掛ける地上14階建、総戸数91戸に店舗を併設した分譲マンションになるようです。敷地面積は思った程大きくはなかったようですね。着工は12月初旬ですので、同社による計画としてはハーバーの物件より一足先に完成するプロジェクトとなりそうです。同社のパークハウスシリーズになるのでしょうか。三菱さん、ハーバーの計画を試金石にして、三菱倉庫さんとガッチリ手を組んで、ハーバーの再生に力を貸してくれませんかね。みなとみらいには力を入れてる訳ですから。ちなみに今回の中山手通の写真はiPhoneで撮影しました。
ザ・ライオンズ神戸ハーバーランド + 中山手通二丁目計画
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おお、ライオンズシリーズの最高峰でしたっけ??
ハーバーランドも最近活気が戻ってきたのでしょうか??
建てられる場所が場所なだけあって、落ち着いた感じの建物ですね。
まあ、ウチには永遠にご縁の無いマンションかもしれません(笑)
アルマジロさん
休日にはそれなりに人出のあるハーバーですが、その在り方には変革が求められているのが現状だと思います。場合によっては再々開発も必要かと。