須磨

須磨区古川町2丁目用地 マルアイ須磨若宮店の後継施設が2028年初頭に開業予定


JR鷹取駅の南側・国道2号線に沿って立地するマルアイ須磨若宮店。この土地は神戸市交通局が保有し、マルアイに賃貸しています。元々は神戸市バスの須磨営業所として使われていました。



マルアイとの賃貸契約期間が満了する事に伴い、新たな土地活用の方法を模索する為、市は地域住民向けのアンケートと、民間事業者向けのサウンディング型市場調査を実施。

アンケートの結果では食品スーパーを求める意見を基本として、更に施設の大型化とスーパー以外のテナントを欲する声が非常に多くありました。



民間事業者からは食品スーパーを基軸に日用品等の物販店、飲食店等との一体的な事業提案が多く見受けられ、この方向での再開発を進める為の事業者公募が実施されました。



結果として、5者から応募があり、1次審査を通過した3者の中から、2次審査にて1者に絞り込まれました。優先交渉権者として選定されたのは、再びマルアイでした。



マルアイの提案では、中核に食品スーパーのマルアイを再出店。売場面積は600坪と現在の店舗よりも大きく拡大します。更に生活利便施設として、ドラッグストア、100円均一ストア、飲食店、カフェ、テラス(コミュニティ空間)等を設置する計画です。



単なるスーパーのみだと来店者の滞在時間は長くても30分程度かと思いますが、複合商業施設となれば、賑わいも生まれ、地域の活性化にも貢献します。敷地面積は約1.1ヘクタールもあり、施設が大型化してもまだ十分な駐車場面積を確保できます。近隣にはニトリ神戸須磨店も立地。新施設は28年初頭に開業予定です。

関連記事
須磨

須磨一ノ谷プラザを含めた周辺開発について再度のサウンディング型 市場調査を実施 開発事業者が決まる可能性は?

2024年7月11日
こべるん ~変化していく神戸~
地域交流拠点として活用されてきた須磨浦公園駅の東にある須磨一ノ谷プラザは、神戸市が、にぎわい拠点としてへの転換を図る為に2023年1 …
須磨

須磨海づり公園の陸上施設リニューアル事業者が決定 低予算事業に伴いその内容は大胆さを欠き、既存設備の復旧に重きが置かれる

2023年7月17日
こべるん ~変化していく神戸~
2018年8月に猛威を振るった台風20号によって壊滅的な被害を受けた須磨海つり公園は以来、閉鎖が続き早5年がしました。神戸市は、この …
須磨

神戸市立須磨海づり公園は2024年11月にリニューアルオープンへ 指定管理者に山陽電気鉄道・ハウスビルシステム共同事業体を決定

2023年12月23日
こべるん ~変化していく神戸~
来年11月のリニューアルオープンに向けて改修工事が進められている神戸市立須磨海づり公園。2018年の台風襲来による被災から6年を経て …

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。