今秋11月のリニューアルオープンに向けて改修工事が進められている神戸市立須磨海つり公園。指定管理者に山陽電気鉄道・ハウスビルシステム共同事業体が選定され、同企業グループが提案した内容で再整備が進められています。
陸側にある施設は既存の建物をリニューアルして再活用。東側の浜辺には海浜広場も整備します。釣台は以前より規模を縮小しつつ、施設は充実化を図り、釣りをしない人でも楽しめる内容に仕上げられます。
陸側の既存施設の改修と美装化が進んでいます。ヨーロッパの城のようなデザインの事務所棟や売店棟がブルーの外壁に塗装されました。
「SUMA FISHING PARK」の文字が事務所棟の外壁に白字で書かれました。以前の古びた建物がブルーの色で締まって落ち着いたトーンの外観に生まれ変わりました。
六角形の屋根が特徴の売店棟。SUMAテラスと名付けられ、須磨の海産物の販売や軽食・ドリンク等のテイクアウト販売も想定されているようです。店内にはイートインのカフェコーナーも設けられる模様です。
須磨浦公園からアクセスする地下道も再整備が行われている為、現在、閉鎖中です。
須磨海つり公園は、6月に開業する神戸須磨シーワールド、今秋にオープンする三井アウトレットパーク マリンピア神戸に続き、神戸ウェストコーストを盛り上げるリゾート・レジャー施設の一つとして、再出発を予定しています。
最寄りの須磨浦公園駅。須磨浦山上遊園は山陽電鉄が運営するオールドテーマパーク。海つり公園との相乗効果を見出したいところです。素材は良いので、展望エリアにグランピング等の宿泊施設の誘致や、思い切って既存の回転展望格を撤去してその跡地に京都・天橋立ビューランドにある「飛龍観回廊」のようなビューブリッジを建設し、新たな観光施設の目玉としてリニューアルを図れないでしょうか。
須磨浦公園駅前の「PATISSERIE TOOTH TOOTH Sea Side Cafe」。海の見えるカフェとして人気を集めています。
レトロな建物は小さな庭園もあり、桜の木に囲まれたテラス席はこれからのシーズンは最高です。
木漏れ日の中で磯の香りも楽しめます。
リニューアルオープンは11月となる為、アウトドアシーズンの真っ只中という訳ではありませんが、釣りは季節を選びませんので、是非とも日本一お洒落なフィッシングパークを目指して欲しいと思います。
神戸市立須磨海づり公園 11月のリニューアルオープンに向けて既存施設の改修工事が進む
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