コンラッドの出店と共に施設概要が正式に発表された神戸市役所本庁舎2号館再整備プロジェクト。無論、我々はこの発表を大変喜んで歓迎している訳ですが、発表に関するニュース記事に付いているコメントを見ると、いかに多くの人にこのプロジェクトが理解されていない事を痛感します。勿論、神戸市民のみがコメントをしている訳ではありませんが、行政が関わって市有地に商業・業務機能を有する巨大な複合施設が建設される事に反射的に抵抗を覚える人が多いのでしょう。

前兵庫県知事が進めようとしていた兵庫県庁舎の建て替えは一旦、白紙に戻って規模が縮小されたのに対し、神戸市は外資系ホテルを含む庁舎建て替え計画をそのまま進めるのかといったコメントも多く見受けられました。県庁舎の計画と市庁舎の計画の違いも全く理解されていないようです。行政+ハコモノ=権力乱用という誤った図式がバイアスを助長しています。

まず市庁舎2号館は老朽化が著しく建て替えが必須であった事や現在、解体された同館に入っていた各部局は民間のオフィスビルに分散入居し、多額の家賃が発生している事実が理解されていません。老朽化と耐震性不足により、結局は建て替えに決定した県庁舎も同様なのです。そして都心のど真ん中にあるこれだけの大きな土地が低層5階という非効率的な使用がなされて、貴重な土地は宝の持ち腐れ状態でした。

そして複合ビルを建設する費用を負担するのは、民間企業のコンソーシアムである事も理解されていません。ゼネコンに儲けさせる為と、まるで建物全体が税金で建設されるような理解のコメントも多いですが、あくまでも市が負担(買い取り)するのは、市庁舎部分のみです。当初想定の110億円の建設費から建設費高騰によって216億円に増えたのは事実ですが、これはどの建物の施工費も同じ事。庁舎規模は異なりますが、650億が見込まれる兵庫県庁舎もこれに収まらず上振れが予想されています。熊本市庁舎建て替えも総事業費が数年前の当初計画から倍増の1230億円に増えると見込まれる事例もあり、これらの多額建設費と比較すると、抑えられていると評価できる点と、定期借地権(約76年)で民間事業者から地代を得る為、完全償却とはならずとも当初の予算位までの費用に抑制されます。プロジェクトの総事業費が公表されない事に疑問をぶつける意見もありますが、民間企業が自社の投資額を一般に広く公表する必要はありません。これも市が公開しないというおかしな理解がされている結果です。

単なる市庁舎の建て替えであれば、周辺への経済・賑わい活性化や市民への恩恵は殆どありません。しかし同じ土地を使って垂直に活用する事で、市庁舎の建て替えだけに留めず、賑わいを生む商業施設、企業誘致のオフィス、観光やビジネスニーズを創出するMICE機能を持つホテルを併設する事で大きな付加価値を生み出す画期的な手法である事を理解する必要があるのです。繰り返しになりますが、事業費の大部分は民間企業が費用を負担し、そしてこれらの施設は民間企業が運営するのです。国もこの事業をを特定都市再生緊急整備地域(神戸都心・臨海地域)における優良な民間都市再生事業計画として認定しました。

土地が非常に細分化された三宮や元町では、再開発の種地が極端に少なく、土地の集約化は困難を極めます。唯一、駅周辺にまとまった土地を保有する市や鉄道事業者のみが再開発を先導し得る存在です。激化する都市間競争の中で、経済の回らない都市は税収を失い、交通・公共インフラや公共施設の維持もままならず、市民サービスの質も低下し、一番の財政負担である福祉関連にも予算が立たないので、人口流失は加速度を増し、地価も下がり、消滅都市の仲間入りを果たします。

この計画はいかに市の負担を抑制しながらも土地の価値を高め、民間資金による街の活性化を図ろうとする、もはやミラクルなプロジェクトとして評価されるべき内容であって、決して批判されるような再開発ではありません。神戸市には、もっと積極的に今回の手法についてのアピールを行い、一部の恣意的な偏向報道による誤解を解き、徹底的に対処して欲しいと思います。
神戸市役所本庁舎2号館再整備事業に関する偏向報道と理解不足から来る同調コメントについて
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関西民放を中心に”ハコモノ批判”を儲かるコンテンツとして2000年代から垂れ流してきたツケですね
まぁ一般の人が事業スキームを理解するのはなかなか難しいかもしれませんが、本来それを正しく伝えるはずのメディアが、安っぽい公共事業・建設業悪玉論に終始している限り、偏見は無くならないでしょう
重要な点を指摘くださり、ありがとうございます。
兵庫県庁舎建て替え計画が凍結され、先日、縮小された計画が発表されました。仰る通り、「箱物=税金の無駄遣い」という単純な発想が、意味のある都市開発を妨げているように思われます。
兵庫県政は今も混乱していますが、そもそも、代替案もないのに県庁建て替え計画が凍結され、何年も停滞してしまいました。元の案は、建て替えを機に安全性を高め、民間資金を導入して元町一帯を大きく変え、活性化させる内容だったため、残念でなりません。
「建て替えをしない」「縮小する」と言えば、いかにも税金を大切に使っているように見えてしまい、多くの人の共感を得やすい面があります。こうした、何も深く考えていない「政策(のようなもの)」によって「税金を正しく使って多くの人の生活を向上させる」ということは損なわれてしまいました。実際は、活力ある山手・元町エリアの実現が弱まり、多くに人にとって、マイナスになったと感じます。
現在の県政では、その辺りの軌道修正をすることも、正しく広報することも、建設的な議論を行うことも、ネット社会の闇も相俟って、大変難しい状況になっています。
神戸市は、そういった社会の負の側面から距離を置いて、市の発展のために「税の有効な使い方」を行い、50年後、100年後を見据えて投資(民活も含め)を行ってほしいと思います。
こべるんさん、コメント失礼します。
PCが不調であまり投稿できませんでしたが、このような一部偏向思想の市民による自虐意見行動には我慢できない状況ですね。
先日、投稿しましたわたしの不穏な投稿は、まさに今回のこのような記事の内容に関することでした。
久々に三宮再整備課、景観政策課に意見してきました。その内容は以下の通りです。
〇神戸の再開発の必要性について
〇また民間活力の導入の必要性について
〇再開発に関して生じる費用の高騰がなぜ生じるのか?またこれらの対処に関して
〇これらに反対する市民の素性について
〇しおさい公園、ヴィーナステラスからの眺望景観規制の見直しについて
これだけではありませんが、眺望景観規制の見直しに関しては現在、景観政策課から「都市局まちづくり再生課」に移行していますので意見具申はこれからが本番です。
神戸空港国際化や湾岸道路西延伸など神戸の再活性化事案が進行中の現在、4年ごとに市職員の部署替えが行われるのでコンプライアンスの厳しい中、部署替えされた職員たちがサヨ〇意見に洗脳されないように(あえて洗脳と言う言葉を使います)神戸市に意見を言っていきます。
記事にあまり関係ない投稿をしばらくしますが、ご容赦願います。
公共事業にはとにかくケチを付ける人がいます
県庁舎も「行政がホテル経営しても上手くいくわけない」とか「ゼネコンと癒着して既得権益者が裏金をもらおうとしてる」とか
的外れ過ぎて反論する気にもならない
今回の市役所第2庁舎は理想的な事業のあり方でしょう
神戸市はもっと分かりやすい説明をするべき
そしてあの街の発展に全く寄与しない新たな県庁舎計画は中止にしてもらいたい
神戸(特に三宮)での高層ビル開発が始まると必ず出るコメントが、「大阪の真似をするな。神戸らしさが無くなる」です。
高層ビル=大阪の真似(全国では東京の真似)が定番です
神戸の再開発を批判する人は神戸は地方の観光都市とでも思っているのでしょうか?
人口150万人近くの経済都市であり、その雇用、消費、税収を賄うには当然「場」が必要であり、土地が有限である以上ビルの高層化が必然で有ります。
ましてや平地の狭い神戸では尚更であり、香港、シンガポールを見れば火を見るより明らかです。
ノスタルジーだけでは日本の1憶2千万人は養えないことに気付いてほしいですね。
こべるんさん、いつもありがとうございます!大変わかりやすいご説明でした。そんな報道がされているんですね。理解のないコメントが拡散される状況も見過ごせないですね。プロジェクトを進めてくださる関係者の方のやる気を損なわないよう、しっかりと応援をしていきたいと思います。引き続きよろしくお願いいたします。
井戸知事時代の兵庫県庁建て替え予算が1000億円というデマが今でも横行していますが、兵庫県は確か当時、650億円~700億円位の予算ではなかったと記憶しています。県の業務層と民間のホテル層などの高層建築が予定されていて、さすが兵庫県、夢を与えてくれる先見性のあるプランだと期待していました。ところが、決断力のない〇〇に任せた結果、やっと出た構想が何の威厳もない安っぽい県庁の建て替えとなり、民間の活用もなく、その他経費を含めておよそ810億円という誠に残念な顛末となりました。しかも、昨今の諸経費、その他の高騰により、その金額では済まないであろうと言われています。兵庫の、神戸の大きな損失と言わざるを得ません。神戸市役所2号館の建て替えは都市基盤を充実させるための建造物として、民間の資金を活用して、かなり低予算で未来に託せるであろう建築物を神戸市は賢明に推進していると思います。極論ではありますが、この際、できることなら現在の、binbou神、yakubyou神の兵庫県とたもとを分かち、真の政令都市として世界に躍進していってほしい!これはあくまでも個人的な願望ですが。
ネット記事でその様な否定的意見はよく見受けますね。
特にヤ◯コメですが、中にはタワマン規制しているのに高層ビル建てるな、市役所に高級ホテルはけしからん、住民税高すぎとかトンチンカンな意見もあったり。
ハコモノ建てることに脊髄反射で批判してきたり。
他にはYouTuberやネット記事などで神戸の人口減少をやたら煽ったりするのもうんざりですね。新神戸やポーアイ1期など衰退している所だけ切り取った内容で閲覧数稼げるからなのでしょうけど。
こべるん様 いつも投稿ありがとうございます。楽しみに拝見しております。神戸市庁舎2号館建て替えの件で「高層ホテル等止めろ!反対!」とスグに言うヤカラは、マトモな市民では無いと存じます。私は次善の策として、とても良いと思います。県庁舎建て替えもですが、とにかく官が何か発表すると、オールドメディアを中心に曲げた見方をされ、それに輪を掛けるように「ハンターイ!」と大きい声で言う人がいます。大阪は関西財界と政府の西日本テコ入れ組が付いている。京都は寺社仏閣と学校があるから落とせない。
神戸にはその点のストロングポイントが無いが、未だまっさら歴史は浅く、100年先を考えれば狭い土地を(私は狭いと言うより神戸市には適正規模だと思う)有効活用するのは、良い事と存じます。やれ、梅田、京都に比べて遅れている、廃れている、新神戸にポーアイにハーバーランドに、、何でそこまで言われるのでしょうか?神戸は神戸、とても生活し易くゆとりのある暮らし、子育て世代には優しい都市だと思います。将来は明るいです!
自分の愛する地が非難されるのには我慢なりませんね。
特にねじ曲げられた事実が、ソーシャルメディアの目先の利益しか見ない報道スタイルによって広められ、民衆がその目の前の情報だけで非難を始めるのは、そのプロジェクトに携わる人間やその政策を良かれと思って行っている人間に対してとても失礼なように思えます。しかし、このような情報が広まってしまったからには正しい情報を市自身が頑張って伝えるしかないのでしょうね。
200億で庁舎整備できたら批判じゃなくて賞賛されてもいいです。逆に熊本1200億って都市規模みればちょっとやり過ぎでは。
こべるんさんの好きなように記事を書いてください。我々はそれが好きで見にきています。訳の分からない批判をする人間は見にくる必要ないのです。 いまだに再開発を否定する人間は時代に取り残されているだけです、選挙でも再開発批判してる人間はまけているのが答えです。