生田新道の新道トラストパーキング跡地にて、大林組の施工で建設工事が進む神戸三宮ホテル計画。三菱地所のホテルブランドであるロイヤルパークホテル&リゾーツが兵庫県発進出プロジェクトとして「ザ ロイヤルパークキャンバス神戸三宮(地上12階 延床面積6,400平方メートル 170室)」を2021年初頭に開業予定です。作業は基礎工事が完了し、鉄骨建方が進められています。
前回の取材時には鉄骨工事は3階程度まで進んでいましたが、今回の取材時では既に北側は6階、そして南側は8階まで組立が進行していました。
何故か北側中央部のみが空洞になっています。この建物の鉄骨建方はまるでメカのような組立のような感じがします。鉄骨の色がグレーの塗装で統一されているからでしょうか。4階部分の各柱に取り付けられているシートに覆われた物体は何でしょうか。
非常階段が建物東面に設置されています。今後、更に倍の高さにまで成長する予定です。
南側は更に工事が先行していて8階まで鉄骨が組み上がっています。こちらにも非常階段が取り付けられています。神戸市消防条例の二方向避難確保による義務付けです。
南北幅があるので、裏通りから見ると、かなりの存在感が出てきました。
4階の柱を覆った仮設部分は全周に渡っています。何らかの耐震・制震・免震構造システムでしょうか。
ロイヤルパークホテルズは宿泊単価クラス(15,000〜35,000円)における満足度ランキングでトップに位置する人気ホテルです。新業態のキャンバスは宿泊特化型にする事で単価を下げるかと思いますが、一つ下のクラスにはリッチモンドホテルズや カンデオホテルズ等の人気ホテル競合がひしめき、ビジネスクラス以上シティホテル以下のクラス競争が激化しています。このキャンバスの評価も気になるところです。
神戸三宮ホテル計画の現場からは生田新道の奥に神戸阪急ビルの姿も見えてきました。
そして神戸三宮ホテル計画の西側で建設中の岡田様マンションもいよいよ完成が近づいてきています。
とうとう養生ネットの撤去が始まりました!まだ足場が覆っていたので、全体像の詳細を確認できませんが、仮設撤去工事が進めば完全体を拝む事ができます。
今春はプロジェクトの完成ラッシュを迎えます。
神戸三宮ホテル計画 ザ ロイヤルパークキャンバス神戸三宮 鉄骨建方が8階まで進む
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