竣工まで約半年に迫ったジーライオンアリーナ神戸。開業も来春である為、建物外観の完成も徐々に近づいています。足場の撤去が側面から開始されていましたが、とうとう南北面についてもお披露目が始まりました!

西側半分のみですが、現れた屋根の軒下の部分。突き出た屋根を鉄骨のサポートで支えるデザインと横一文字の最上層の開口部。アリーナ観客席の最上段はこの高さに達します。

南北の屋根の部分が見え始めてアリーナのランドマーク性が更に高まりつつあります。

北側のサブアリーナや大階段のコンクリート打設もほぼ完了しているようです。

その外観の色調や外壁、屋根の質感も含め、非常にスタイリッシュに感じられます。

突き出した屋根のエッジが利いており、無骨感の中にデザイン性がキラリと光る建物に仕上がりつつあります。

西側側面の2階デッキや階段周りの仕上げも進んでいるようです。

ガラスの入った開口部と格子状の手摺がデッキと階段に取り付けられました。店舗の連なるフード・ショップエリアと位置づけられています。

この日は台船が2隻も停泊していたので、完全形を収める事ができない状態でしたが、南面は既に軒下の足場も全て取れていました。

シンプルにとても格好良い建物に仕上がっています。残りの足場の撤去が進むと、ガラスの開口部が現れて、もっとスタイル性の高さが際立つでしょう。

遂にGLION ARENA KOBEのロゴが取り付けられました!モノトーンの色が占める建物にカラーが入る事で良いアクセントになっています。

完成形に近づくアリーナの南端では、目下、TOTTEI PARKの建設・整備工事が急ピッチで進められています。

緑の丘状建物の建設は杭工事が終わり、基礎の構築に移行しているものと思われます。

同時進行で建設が進められてきたアリーナとベイシティタワーズ神戸EAST。共に外観の完成が近づいており、新しいウォーターフロントの景観を形成しつつあります。

突堤先端から伸びる波除堤も強固な構造に仕上げれらています。

海底に据え付けられた波除ブロックの上にはコンクリートの打設が行われており、高波、高潮も防ぎ、水域内を穏やかに保つ力を付けています。

突堤よりも多少高さがあります。スロープが設けられて、堤の上を遊歩道として歩けるようになる予定です。先端から眺める景色はまた新鮮なものになるでしょう。

傾斜岸壁の整備が進みます。コンクリートのブロック部分には金具が飛び出していますが、今後、どのように仕上げられるのでしょうか。砕石による埋め立ては更に沖合に向かって拡大し、遠浅に整備されると、水辺で遊べる環境が整います。

水域とその周辺緑地を整備する事業者の公募が開始されていますので、これが決まり次第、マリーナや新たな集客施設、緑地の再整備が開始され、エリアはリゾート制と潤いを増す文字通りのシティリゾート化が推進します。日本国内にこんなに都心に近いマリーナのある都市は存在しないでしょう。間違いなく中突堤・メリケンパークに並ぶ神戸を象徴・代表する新たな景観になるものと思います。
神戸アリーナプロジェクト ジーライオンアリーナ神戸 ロゴの取り付け開始!デザイン性の高いアリーナらしさが深まる
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1960年代に整備された神奈川県の葉山マリーナは、
横浜市内からやや離れた三浦半島西岸に立地しますが、
同施設は当時マリーナ機能の他にホテルやテニスコート、
ボウリング場などを備えた複合レジャー施設として
開業を果たしています。
毛色は違うにせよ、TOTTEI PARKも神戸都心および
その後背人口と、洗練された景観に似つかわしい
賑わいを生み出す施設として整備されることを願います。
シックな感じがとても神戸っぽい色合いで想像よりもいい!