兵庫

湊川公園再整備 ふわふわドームの設置エリア改修か進む



兵庫区総合庁舎の建て替えが進行する中、隣接する湊川公園も拠点公園として再整備が進められています。新庁舎の目の前ではイベントに活用される膜素材の屋根付屋外ステージの建設が行われています。



しかし現在は仮囲いで立ち入りを制限するエリアを南に更に拡大し、グラウンドだった部分の改修を実施中です。



湊川公園のリニューアル計画図です。市のホームページ等、ネットでの公開は殆ど見受けられず、広報等のみでその内容が示されています。現在、整備されている屋外ステージ周辺はイベント広場として生まれ変わる予定です。



イベントを開催しやすいように路面に舗装ブロックを敷設しています。



この屋外ステージの周りに設置される予定の遊具がその名も「ふわふわドーム」。太陽工業株式会社が提供する遊具で全国の公園に納品実績を積み上げています。

  内膜(饅頭型)を配置した上から外膜を覆い、送風機から地中配管を通して内膜に空気を送ることで、地中で布基盤に固定されたドーム全体を膨らませています。送風機は常に送風し、上に人が乗って荷重が加わると排気口から排気され、ドーム内圧を一定に保つ構造になっています。

供用開始後には子供に大人気の大型遊具になるものと思われます。送風機の運用時間等も気になる点です。



屋外ステージは5月の新開地音楽祭がこけら落としになる予定でしたが、敢えなくイベントは中止となってしまいました。まだこれから暫くは集客イベントを開催する事は難しいでしょう。今年のみなと神戸海上花火大会も神戸マラソンも中止が決定しました。このままだとルミナリエも開催は危ういかもしれません。1年の中でも最もホテルの稼働率を上げるこれらのイベント中止は業界にとっても更に大きな痛手です。集客を目的として進められている湊川公園のリニューアルですが、今後もスムーズに進むでしょうか。

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POSTED COMMENT

  1. 摂津国人 より:

    ふわふわドームはよさそうですね。
    調べてみると兵庫県下でもふわふわドームを導入した公園は少ないようですし、子育て世代を誘致するのに魅力的な遊具になりそうです。
    管理やメンテナンスが必要でしょうから管理者が近くにいる必要はあるでしょうが、兵庫区役所が隣にあるので問題ないのでしょうね。

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